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【プリコネR】第2部-第4章「仮初のクラスメイト」メインストーリーのあらすじ・感想・考察

公開:2020年10月16日 (最終更新:2021年02月24日)

皆さん、こんにちは。もりすかだ。
いつも読んでくれてありがとう。

前回のプリコネRは、主人公を狙って襲ってくる【レイジ・レギオン】と戦いながら、記憶を取り戻す話だった。主人公と一緒に幼児化していたシェフィも元に戻り、話がどのように転がっていくのか、また最後の七冠の正体がいよいよ明らかになるのか、ワクワクが止まらない。それでは早速見ていこう。

第1話「それってアオハル!?」

カリザ、アゾールドの襲撃を退けてから、しばらく経ったある日。

無くした記憶の隙間を少しでも埋めようとしているのか、シェフィはものすごい勢いで知識を得ていた。文字を読み、何かを覚えていけるという行為が嬉しいようだ。そんなシェフィを見て、どこかつまらなそうなキャルとネビア。二人がばぶばぶしていた頃を懐かしんでいる。

そこに笑顔のペコリーヌがやってきた。シェフィはピンと背筋を伸ばすと王女様に向けた大人な言葉で挨拶をする。

ペコリーヌにまでばぶばぶしていた頃の話をされてシェフィは顔を真っ赤にして俯く。本人にしては二度と思い出したくない記憶なのだろう。

王女としての仕事が忙しいはずのペコリーヌは最近よくここ【美食殿】に顔を出していた。なんでもネネカに変化してもらって代わりに公務をやってもらっているようだ。そのうちバレそうでキャルは注意するが、ペコリーヌは笑って返事するだけだ。

ペコリーヌの声を聞きつけたのか、パジャマ姿のまま、コッコロが奥から出てきた。お茶の準備をしようとするが、周りがそれを止める。コッコロはこの間の怪我がまだ治っておらず、発熱と目眩があり、そして、顔色も青い。とても普通に動けるような状態ではなかった。

ペコリーヌは街に暮らす人たちと交流を持つ公務の一環で、ルーセント学院に通うことになっていた。そこで主人公たちに護衛を頼みたいと依頼してくる。兵士を連れていたのでは、普通の生徒たちと仲良くなるのは難しいという判断からだ。

【サレン救護院】で、しばらくやっかいになると言うコッコロを置いて、主人公、シェフィ、キャルはペコリーヌと一緒に「ルーセント学院」に通うことになった。

第2話「公務・体験入学」

数日後。ペコリーヌたちが入学手続きをしている間、すでに「ルーセント学院」に入学していた主人公は、一足先に自分の教室に訪れていた。

久々の登校でも愉快に歓迎してくれるクラスメイトのスズナとミサキ。久しぶりではあるが、校舎自体も覇瞳皇帝に破壊されていたので、授業が再開されたのも最近らしい。

楽しく雑談しているとイオ(先生)が入ってきて、ホームルームが開始される。軽いあいさつの後、転入生として、ペコリーヌたちが紹介された。突然の王女出現に生徒たちはみんな驚く。

学院での指導係に、主人公とスズナ、ミサキ。そして、ミソラが選ばれる。

ミソラも最近転入して来たばかりで、学園にあまり詳しくはない様子。それでもミソラが選ばれたのは、人に教えることで自分も学べるというイオの考えからだった。

みんなと挨拶を交わしていくミソラ。主人公たちがペコリーヌの護衛として来ているというと、ミソラは主人公のことを「騎士クンさん」じゃ、変だから「騎士さん」と呼ぶと言う。何か違和感を覚えるが、特に断る理由もなく了承した。

転入生として、みんなに質問責めにあう、ペコリーヌたち。ペコリーヌとシェフィは問題なくコミュニケーションを取っていくが、キャルだけはうまく馴染めない。ちょっとツンツンされて、思わず――

ドン引きする教室。居たたまれなくなり、キャルは教室を飛び出した。

第3話「キャルの苦慮」

キャルは一人になり、思いっきりため息を吐く。学校という場所が苦手で、大丈夫かと思っていたが、実際に教室に入ってみたら、胸がザラザラとして気分が悪くなってしまった。

昔、こういう場所で嫌なことでもあったのだろうか、自分の記憶を思い出してみる。だけど、学校になんて通ったことなんてあるはずもない。考えれば考えるほど気持ちが悪くなっていく。

ギルドハウスに帰ろうとしていると、ペコリーヌに呼び止められた。キャルは公務を台無しにしたことを謝って、帰ろうとすが、ペコリーヌは一緒に教室に戻ろうと言う。

教室という場所が苦手で、戻るとまたパニックになる。キャルは正直に告白をしてみたが、それでもペコリーヌはもう一度だけチャンスが欲しいと頼んでくる。迷っていると主人公もやってきて、半分無理やりに教室に連れ戻された。

教室のドアを開けると――

暖かく迎え入れてくれるクラスメイトたち。「ぶっ殺す」という言葉も、キャルの愛情の表現の一つということで、ペコリーヌがみんなを説得したようだ。王女様の言うことなら間違いないと、みんなから「ぶっ殺すぞ♪」と笑顔で言われるキャル。

愛情表現たっぷりの歓迎をされて、キャルは苦笑を浮かべるしかなかった。

そして、放課後――

ミサキとスズナは一緒に帰りながら、この学院が今置かれている状況を話し合っていた。

この学院は1年以内にランドソルでトップの成績にならないと廃校なってしまうと言う厳しい条件が課せられている。だけど、もともと勉強が得意でもない学校がトップになれる可能性なんてほぼ無かった。そこに湧いてきた王女様入学の嬉しい展開。

ペコリーヌがこの学院を気に入ってくれれば、「ギルド管理協会」進言して廃校を取りやめてくれるかも知れない。そんな期待を抱いてしまう。どうして、廃校寸前の学院にペコリーヌが交流しに来たのか、きちんと考えることもなく、作戦会議は続いていく。

そして、もう一人。ミソラ。この学院に転入してくれば、主人公と自然に近づけると思っていたが、そこに王女たちもやってきたことは計算外だった。だけど【レイジ・レギオン】のために、うまく潜り込むしかない。

それぞれの思惑が入り交じり、主人公たちの学園生活が幕を開ける。

第4話「魅惑のプール開き」

ルーセント学院では、ペコリーヌたちの存在を気にしつつも、可能な限り普段通りの授業が行われていた。

四足竜がドラゴン、二足竜がワイバーンとシェフィはスラスラと答える。勉強した覚えはないのに、答えだけが出てきて、本人も驚いていた。ちなみにペコリーヌは味の違いならわかるらしい。

そんな感じで授業も進み、給食の時間がやってくる。ウキウキと笑顔を見せるペコリーヌ。みんなと一緒に食べられるのがすごくうれしいようだ。

ワイワイとした食事の中でシェフィに記憶がないことをみんなに知られる。シェフィは記憶が戻るきっかけがあるかもしれないと思って学院に通うことにしたのだが、残念なことに手がかりになりそうなものは見つからなかった。これではなんのためにここに来ているのか、シェフィはわからなくなってしまう。

なんだかんだとやっているともう放課後。明日の授業でプールが行われると告げられる。

本来なら校舎の修復を優先したいところだったが、スズナとミサキが学園長に掛け合ったり、自分らも手伝ったりと、予定よりも早く修復が終わったようだ。修復の確認をかねたプール開きとなる。みんなはプール開きで楽しそうに浮かれるが、一人だけシェフィは浮かない顔をしていた。

そして、翌日。

タオルをかぶり、プールの前で立ち尽くすシェフィにキャルとミサキが近づき、無理やりタオルをはぎ取りプールにたたき落とす。プールサイドでは主人公がぼんやりと見学している。そこに近づいて来たのは、ミソラ。

雑談を交わしていると泣きながらシェフィがやってきた。どうやら、キャルとミソラにいじめられたようだ。プールが終わった後もシェフィはむくれた顔をしていた。キャルとミソラは自分たちがしたことを反省し、きちんと謝るとシェフィは素直な気持ちを教えてくれた。

意地悪をされたことで怒ったわけでなく、焦ったり、慌てたりすると、一時的に退行してしまう。自分でも感情がコントロールできなくなるのが、たまらなく恥ずかしかったようだ。

第5話「学舎の夕景」

楽しかったルーセント学院での交流もいよいよ最終日前日。みんながいなくなった放課後の教室で、ペコリーヌは一人黄昏れていた。

明日で学院生活が終わりだと思うと、名残惜しさが出てきて、もう少し居残りしたいと思ってしまったらしい。みんなと交流するという目的も果たせたし、プリンセスとしての仕事も待っている。だからいつまでもここに止まってはいられない。哀愁漂う夕陽を見つめていたペコリーヌは不意に「あっち」の世界について口にする。

そこにあったという学校。どうすればそこに行けるのかもわからないけど、前に一度夢を見たからぼんやりとわかっている。自分はあっちでもプリンセスだったこと。つまり、主人公とは遠く離れた場所にいた。

ペコリーヌは近くに座っている主人公を見つめる。もうこうして、一緒に教室で夕陽を見ることをないのだろう。そう思ったら、急に寂しさが湧き上がってきて、主人公が座っている椅子の半分に断りを入れながらも、やや強引にお尻を割り込ませる。

少しでも近くにいたくて、くっついていたくて……

主人公たちが帰った後の教室にやってきたミソラは、なぜか突然楽しげに掃除をはじめた。そこに入ってきたイオは、一人で掃除をしているミソラを褒める。

少しの世間話の後に、イオが別れを告げて教室を去ると、ミソラは不敵な笑みを浮かべる。すると、どこに隠れていたのか、教室のあちらこちらから、他の生徒たちが出てきた。

だが、その顔はどこかおかしくて、まるで誰かに操られているようだった。

ルーセント学院、最終日の朝。

別れを惜しむように朝の朝礼をすませていく。あんな態度だったキャルもすっかりと学校生活に慣れたらしく元気に挨拶している。最後の日だけど、普段通りに「起立、礼」と進むはずだった。しかし、一部の生徒たちは座ったまま、立ち上がろうとしない。

何かおかしいと気がついた時には、いきなり生徒たちは立ち上がり、教室を破壊するほど勢いで手当たり次第、暴れはじめる。操られているかのような状態ではあるが、今は理由を考えている場合じゃない。急いで取り押さるのが先決だ。

ペコリーヌが動ける人に指示を飛ばすが、それよりも早く生徒たちが協力型の攻撃魔法を詠唱し始める。そして、教室内で激しい爆発が起こった――

第6話「洗脳装置を探せ」

クレジッタは怒り心頭で、秘書を連れてルーセント学院へ向かっていた。校舎の修繕費を国に申請しておきながら、来年には廃校予定になっている。人手もお金も厳しい状況で、廃校予定の学校を優先的に直す余裕などの今のランドソルにはなかった。

そもそも、民間交流は名ばかりで、本当の目的は修繕された校舎をペコリーヌに見せて、【リッチモンド商工会】の評価を上げるためにクレジッタが発案したものだ。そして、あわよくばペコリーヌの弱みも握る予定だった。

それがこんな地雷を持った学院だったなんて、下手をすれば自分の責任問題になってしまう。学院関係者に、一言文句を言ってやらないと気が済まないと、クレジッタは学院にやってきた。

傷一つついていない見事に修繕された校舎を見ながら、自分たちの仕事ぶりに満足げな顔を見せるクレジッタ。だが、そんな校舎の一画でいきなり爆発が起こり、校舎に大きな傷跡を残す。クレジッタはショックを隠せず悲鳴をあげた。

同刻、我を失った生徒たちの攻撃魔法が炸裂した教室――

ペコリーヌが身を挺してみんなを守ったことで、怪我をした人はいなかった。主人公の強化と王家の装備があれば、この程度の攻撃なら問題ない。だが、それは単発の話だ。

生徒たちは気が狂ったように何発も攻撃魔法を放ってくる。しかも、操られているからか、本人達の限界以上の魔力を使用されているため、守っているだけじゃ、いつかどちらかに被害が出るのは確実だ。

見かねたキャルは生徒たちに向かって稲妻の魔法を放つ。生徒たちは魔法を喰らい、次々に倒れていく。

キャルは見事な魔法コントロールで、怪我を負わせることなく、的確に生徒たちを気絶させていったようだ。ひとまず暴れるのは止められたが、洗脳されているなら目が覚めれば、また暴れはじめるだろう。それまでにおそらく近くにあるであろう洗脳装置を探し出し、破壊して止めなければならない。

だが、辺りを見てもそれらしい物は見つからなかった。こうなったら、装置を仕掛けた本人を見つけ出して、止めさせるしかない。

以前、主人公をわざわざつぶしに来た【レイジ・レギオン】が最有力だが、王族であるペコリーヌを狙った犯行の可能性もある。

イオが口にした素朴な疑問。どうして、自分たちは洗脳にかかっていないのか。確かに殺すにしろ誘拐するにしろ、ターゲットを洗脳してしまえば、それで終わりだ。ここまで大規模なことをする必要はない。

そうしないと言うことは、洗脳するには条件というものがある。魔法の抵抗力が高い者や洗脳装置に長いこと接触していない者、授業をサボってばかり者、それらを除外していくとミソラだけが残った。

ミソラは魔法が得意だからと言うと、みんなは納得する。だが、一人だけ、イオだけは、申し訳なさそう顔で質問を投げる。「どうして、いつも……放課後に残っていたのかしら?」と……

第7話「最後の一人」

自分が疑われていることに怪訝な顔を見せるミソラ。掃除をしていただけと弁解をすると、イオはすぐに何度も謝罪し、疑惑を引っ込めた。隠そうと思ったら、そこで終わった話。だが、ミソラは自分の言葉を信じてくれたイオを嘲るように、あえて自分の犯行だと改めて言い始める。

護衛ならクラスメイトの身辺調査くらいちゃんとした方が良いと助言をした上で、自分は【レイジ・レギオン】のメンバーだと告げる。そして、その目的は主人公と仲良くなることだった。洗脳は仲良くなるとは言わない。

覇瞳皇帝が使っていた洗脳装置を断片的に回収して、再現したモノらしく、まだ精度は高くないようだ。ミソラは悪びれもなく「改善頑張ります♪」とおどけて見せた。

装置の場所を吐かせようとすると、ミソラの合図にあわせて倒れていた生徒たちがみんな立ち上がる。

今にも暴れ出しそうな生徒たちに再びキャルが魔法を放とうとした。だが、それより早く、ミソラが変なガマグチがついた変なぬいぐるみ「ぺんぽこりん」を出だし、襲いかからせる。ファンシーな見た目からは想像もできないほどの怪力。キャルが大きく吹き飛ばされた。

危険な状況を察したペコリーヌは主人公の補助を受け、プリンセスフォームに変身し、ぺんぽこりんを校舎の外へと連れ出すと、すぐにぺんぽこりんを倒そうとする。だが、すでにアゾールドによってプリンセスフォームの攻略法も性能も把握されていた。

ペンポコリンを逃げ回らせることで、時間切れを狙おうとしてくる。放っておこうにも逃げる先には街があるので、大変なコトになるのは確実だ。時間制限ありで、街を守るための追いかけっこが始まった。

第8話「教師として」

ペコリーヌたちがミソラとペンポコリンを追いかけている一方、学院ではイオやミサキたちが、洗脳された生徒たちの暴走を止めようと奮闘していた。

他のクラスの生徒たちも操られており、かなりの人数になっていたが、シェフィの活躍で生徒たちの動きを止めることに成功する。

しかし、今のままでは確実に凍傷になってしまう。一刻も早く洗脳装置を見つけ出さなければならない。

ヒントになりそうなことは「効果範囲が狭い」や、ゴーレムを出して暴れさせたこの教室はないことなどいくつかあるが、それでも学院全域となると調査範囲がかなり広い。

焦る気持ちの中でも、探索場所を絞り込むために、ミソラがこんなことをした理由についての話になっていく。確か、主人公と仲良くなるためだった。そんな話をしていたら、急にスズナが大きな声を出して走り始める。

後を追うと、到着したのはプールだった。プールの時間にミソラが積極的に主人公に話しかけていたのを思い出したらしい。

辺りを捜索すると、プールは止まっているのに、浄化装置だけが動いていることに気がつく。怪しいと感じ、浄化装置を破壊してみようとするが、かなりの魔法防御になっているらしく、剣も魔法も弾かれてしまう。

それならと主人公に強化されているイオが、怪我を覚悟で至近距離から魔法を放つ。大きな爆発を起こし、怪しい浄化装置は破壊された。

その頃、街の中を破壊しながら逃げ回っていたミソラとペンポコリン。洗脳装置が破壊されたことを察したのか、急に暴れ方も派手になる。それを止めようとプリンセスフォームからの必殺技を放つが、致命傷には至らない。あっさりと傷を修復して、ペンポコリンがまた大暴れを始める。止めようとするが、ミソラは何か不吉な武器を取り出してペコリーヌたちに向けた。

第9話「ぬいぐるみのワルツ」

先端がクルクルと回り、攻撃魔法を連発してくる。連射の割に威力もあり、キャルの魔法はすべて相殺されてしまう。逃げながら、連射をされて、まともに追いかけることもできない。ペコリーヌはキャルもプリンセスフォーになることを提案する。

だが、どうすれば良いのかわからず、とりあえずペコリーヌに言われるがまま、主人公に抱きつき、キャルはやけくそ気味に「チェンジ・プリンセスフォーム」と叫ぶ。

しかし、何も起きない。ミソラにも煽られながら、もう一度やってみるが、やはり変身できなかった。自分の存在がダメなんだと半分いじけモードに入るキャル。笑っていながらも今にも泣き出しそうだ。

飽きてきたミソラは攻撃を再開する。ならばとペコリーヌが真面目な顔で一つの作戦を提案した。

それは、真っ正面からの突撃。作戦でも何でも無かった。飛び交う弾幕の中をかいくぐりながら、キャルの魔法をわざと背中に受けて加速をつける。それを迎え撃とうとペンポコリンがパンチを放ってくる。

二つの大きな力がぶつかり合い、空気を震わせた。どちらも一歩も引かない。負けられない場面。ペコリーヌの脳裏に主人公との思い出がよぎった。その瞬間、ペコリーヌに力がみなぎっていく。

超全力全開のプリンセスストライクを打ち込む。だが、それでも押し切れない。

ペコリーヌは踏ん張り、さらにその上をいく大技を炸裂させた。自分でも驚くほどの力、主人公が元に戻ったからなのか、それとも別の理由があるのかはわからないが、変身時間は長くなり、より強大な力を引き出せるようになっている。

大きなダメージを受けたペンポコリンが崩れ落ちていく。ミソラはその下敷きになったかと思われたが、気がつくとペコリーヌたちの後ろにいた。だが、それ以上ミソラに戦う意志はなく、軽い挨拶と共に立ち去っていく。

「次はキャルさんも変身できるようになってるといいですね♪」と憎まれ口を残しながら。消えゆく姿に、顔を真っ赤にしたキャルが罵声を浴びせ続けるのだった。

第10話「帰りのチャイム」

ミソラが撤退し、混乱していたルーセント学院もようやく落ち着きを取り戻す。

みんなの頑張りで生徒たちの洗脳は解け、みんな無事。近くで魔法を放ったイオにも大した怪我はなかった。謝るみんなにペコリーヌは自分が悪いと逆に謝罪を返す。狙われていたのは自分で、みんなを巻きこんでしまったとペコリーヌは深く反省する。そして、鳴りびく放課後のチャイム。

もう帰らなければならない時間になってしまったようだ。

誰もが寂しそうな顔を見せる。学校なんて嫌だと言っていたキャルまでそんな顔をしていた。

みんなと別れの挨拶をし、美食殿へと向かう帰り道。ペコリーヌはクレジッタに絡まれてしまう。話題はもちろんルーセント学院。クレジッタが何か言おうとするが、それより先に校舎とプールが壊れたので、また直してくれとペコリーヌが依頼をする。

廃校になるとしても、迷惑をかけたわけだから、直すのが当然とペコリーヌは言い切った。無駄になるかもしれないと重いながらも、国からの依頼じゃ断るわけにはいかない。苦渋の顔でしぶしぶクレジッタは引き受ける。

【美食殿】のギルドハウスに戻ってくると、コッコロが迎えてくれた。休んでいたことで体調は少しずつ良くなっているようだ。ギルドハウスにはラビリスタが、【レイジ・レギオン】対策に空間転移妨害や隠し通路など、色々なギミックをつけてくれた。

そのため、よそにいるよりも安全な状態になっている。

一人、忘れ物があると学院に引き返したシェフィ。本当は忘れ物じゃなく、不安だけが広がって一人になりたかったのだ。

教室で佇んでいると、イオがやってくる。シェフィの顔を見て驚きつつも、悩みがあることに気がつく。イオに絆されて、シェフィは自分の思いを告げる。自分が誰を暗殺しようとしていたのか、どうして暗殺を試みたのか、何もわからなくて、怖いと。

そんなシェフィにイオはあなたにもうすでに大事な記憶があると教える。なくしたモノばかり見るんじゃなく、今あるものを大事にしていけば良い。そう言われて、シェフィは急いで美食殿に戻る。

絶対になくしたくないもの、それはみんなとの関係。シェフィは息を整えて、思いを伝えた。

「ギルド【美食殿】は、あなたを歓迎しますよ♪」

「仮初のクラスメイト」の感想

学院話で中休みのような回となった今回の話。新しいプリンセスフォームも出てこなかったし、本編の方はシェフィが【美食殿】に入ったことくらいしか進展はなかった。

でも、その後に出てくる「幕間」にはクリスティーナやそれと対峙するユイたち。そして、ずっと謎だった女の名前が「エリス」だと判明したり、そんなエリスとミソラが親しく話していたりと色々なことが伏線として出てきた。むしろ、こっちが本編で良かったんじゃないかというレベルだ。

今回で一応、【レイジ・レギオン】全員と出会ったことになるので、これからは本格的に戦いが始まるのだろう。誰から倒していくのか、それともその前にラジラジを救出に行くのか、先が全く読めない。まだまだこれからもプリンセスコネクトは楽しませてくれそうだ。そんなわけでまた次回!

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