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オムニスもいろはもいなくなり残された魔法少女たち。ネメシスとどんな結末を迎えるのか。マジカミ第2部ラストエピソード! 

公開:2021年01月03日(最終更新:2021年07月07日)

みなさんこんにちは、アプリビレッジのもりすかだ。
いつも読んでくれてありがとう。

前回のマジカミは、突如シブヤに降臨したオリジナルいろは「ネメシス」によって、オムニスといろはが殺されてしまう話だった。

暴虐の化身のようなネメシスだったが、ヴィヴィアンからその正体を告げられ、ショックを隠せない魔法少女たち。それでもこの世界の騒動を静めるためには、ネメシスを倒すしかない。だが、それを邪魔するように突如として魔獣が姿を見せ、襲いかかってくる。魔法少女たちはシブヤを守り切ることはできるのか。それでは早速見ていこう。

第1話「決着の一振り」

いろははカミサマンと一緒に白い部屋で、みんなが戦う姿を見ていた。苦しみながら必死で戦い続けるみんなの姿に心を痛めたいろはは自分にも一緒に戦いたいとカミサマンに頼み込む。しかし、その願いは叶わず、何もできることはないと言い返されるだけだった。

口惜しげなカミサマンの姿を見て、心情を察するいろは。自分にできることは、みんなの勝利を祈ることだけだと思い知らさせる。

倒しても倒してもしつこく起き上がってくる魔獣たち。黴体生物たちに寄生されているので、怯むことなくゾンビのように蘇ってくる。それでも、ここを切り抜けなければ、いろはの仇であるネメシスまで道は開けない。

魔法少女たちは陽彩の指示の元、総力戦を仕掛け、悪魔たちの群れへと突っ込んでいく。

第2話「哀しき咆哮」

魔獣たちを退け、魔法少女たちはネメシスの元に辿り着いた。だが、ネメシスの全身は黒く染まっており、さきほど見せた花織の変化に酷似している。見た目だけでなくその力も圧倒的だ。

近寄ってくる魔法少女たちに、ネメシスは呻き声にも似た叫びをあげる。誰もが怯む中で、花織だけが足を踏み出していく。

ツラい事情があると分かった上で、それでも花織はネメシスを止めるために武器を構えた。

第3話「天使の涙落ちて」

黒いネメシスと花織の戦いは互角な展開を見せ、その間に疲労していた魔法少女たちも力を取り戻し、戦いに加わる。魔法少女全員で力を合わせて、なんとかネメシスを無力化させることに成功した。

黒かったネメシスは、最初のピンクの衣装に戻っていく。弱り切ったネメシスの処遇について色々な意見が上がるも、花織の意見が取り入れられ、トドメは刺さないことになった。

ネメシスも倒したし、魔獣も退けたが、肝心なこの世界を覆っているユラギが消えないまま。これでは、悪魔がいつ出現してきてもおかしくない。しかし、どうすればいいのか誰にも分からず、魔法少女たちはひとまず体を休めることにした。

しばらくすると、ネメシスが目を覚ます。憑きものが落ちたようにネメシスは魔法少女たちのこともしっかりと認識して、自分がしてしまったことを深く謝罪する。

懺悔と後悔を何度も口にするネメシス。ずっと寂しかった気持ちをネメシスに告げられて、魔法少女たちは「あなたもいろはだ」と諭す。みんなからの優しい言葉に戸惑いながらも、ゆっくりとネメシスが笑顔を見せていく。

みんながネメシスと和解した姿を見て、いろははホッと安堵の息を漏らす。自分が死んでしまったことは哀しいことだが、ネメシスをみんなが受け入れたことが嬉しいようだ。

これからはここでネメシスを見守っていこうと、いろはは決意する。そんないろはに向かって、実は生き返られるとカミサマンが告げた。

ただし、今のまま生き返ってしまうと世界で混濁が起こり、いろはとネメシスのどちらかが消えてしまう。それを避けるには、ネメシスを殺すか、みんながいなくなった寂しいあの世界に戻さなければならない。

そんな二択を迫られて、いろはは悩むことなく、生き返ることを諦める。自分がいなくなることでネメシスが幸せになれるなら、それでも良いとの考えだ。いろはらしい回答にカミサマンは呆れながらも、暖かい笑顔を向けた。

そんな時、いきなり画面が映らなくなり、魔法少女たちの様子が見られなくなる。自分が変なことをしてしまったかも知れないと慌てるいろはに、カミサマンは「干渉された」と遺憾を口にした。

その頃、魔法少女たちはネメシスとぎこちないながらも楽しげに話をしていた。そんな様子を快く眺めながらも、どこか気分が優れない花織。いろはならきっと、今の様子を喜んでいるだろうが、花織自身は複雑だった。

花織のおかしさを察したのか、不安げな顔でネメシスが話しかけてくる。いろはを殺してしまったことを悔いて、ネメシスは涙ながら、何度も謝り続けた。そんなネメシスの言葉を遮り、花織はいろははきっと一切恨んでないと告げる。

だから、大事な大親友を殺された恨みはあるけど、いろはが望んでいるなら花織は許そうと決める。だって、「キミだって大事な大親友の『いろは』だもん」と微笑みを浮かべた。それでも気が済まず、ネメシスは謝るのをやめない。

小さくため息をつき、花織はいろはと約束した「放課後に『ムーンバックスの新作フラペチーノ』をおごってもらう」を代わりに実現させることでチャラにすると提案する。

二人はずっと親友だったように笑い合った花織とネメシス。だが、それは長くは続かない。不意に空から黒い光線がいくつも降ってきて、ネメシスを背中から貫いた。いきなりの出来事に、誰が呆然としながら、倒れていくネメシスを見つめる。

花織が震える声で名前を叫ぶ。そんな様子を嘲るように馬鹿笑いが木霊する。その声は高みから見下ろしている一人の女性。初めて見る姿ではあるが、電話越しに何度も聞かされた神経を逆なでにする特徴的な話し方で、それが誰だがすぐにわかった。

氷のような冷たい視線を向けながらも微笑み、女性は口を開く。「私は白い魔女と呼ばれる女、ヴィヴィアン」と……

「シブヤディスティニー」の感想

WRAINGのボス4連戦から始まるメインクエスト。Normalとは思えない難易度で進んでいく。特に最後に出てくる黒ネメシスがめちゃんこ強い。Normalだと舐めて適当なパーティでいったら、サクッと返り討ちに遭ってしまった。「バベルのハード」をオートでクリアできるパーティを用意して、なんとかNormalをクリア。

黒ネメシスの設定間違っているんじゃないかなってくらいに強かった。そして、ハード、ヘルと黒ネメシスの強さは増していく。心して挑んで欲しい。ちなみにクリアすればミッションでジェム1000個もらえるから、コンテニューしまくっても赤字になることは少ないぞ。

さて、ゲーム本編の話はこのくらいで、クエストと同じくらいストーリーもかなり熱かった。魔法少女たちとネメシスの和解が描かれた今回の話、これからいろはの代わりをネメシスが務めるのかとドキドキしてしまったほどだ。

一応、ハッピーエンドかなと納得していると、エンディング曲の後に急に出てきたヴィヴィアンによって急転直下。ヴィヴィアンが、ついにその姿と本性を見せる形となった。一体第3部ではどんな話になっていくのだろう。今から非常に楽しみでならない。だが、第3部の開始は6月以降とかなり先になってしまう。

うーん、もっと早くならないのか。それだけが残念だ。しかし、待った分だけ楽しさは倍増する。期待を胸に、全裸待機でリリースを待っていよう。それではまた次回!

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