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【マジカミ】第2部 第7章「ナカマチボンド」メインストーリーのあらすじ・感想・考察

公開:2020年06月30日(最終更新:2020年12月28日)

みなさんこんにちは、アプリビレッジのもりすかだ。

前回はこちらの世界のマリアンヌことマリオンと出会い、マリアンヌが成長していく物語だった。今回は陽彩の元に謎の女からかかってきた電話の続きなっている。陽彩に電話をかけた謎の女が、今後どのようにストーリーに関わってくるのか、先が楽しみでならない。それではさっそくいってみよう。

第1話「密談」

陽彩はスマホを片手にみんなの無事を安心していた。後は町で合流するだけだが、突然流れ着いた、この不思議な場所はどこなのか検討もつかない。元の世界でないことは明白だ。異世界のりりがいた世界から戻ってきて数日後、その後の記憶が曖昧で、気がつけばここにいた。

全員が気づかずに転移型のユラギに遭遇したのか、自分だけが一人になる状況を意図的に作られたのか、陽彩の中に様々な疑惑が浮かんでいく。不可解な現状に思い悩んでいると、突然スマホが甲高い音で鳴り響く。

電話に出ると陽彩の名前を知る謎の女からの電話だった。

陽彩の考えを読み、同意するかのように「正解」と告げる。この世界に連れてきたの彼女の仕業らしい。怪しい女に嫌悪感を示していると、彼女は「あなた、悪魔に食べられたことがあるでしょう?」と意味ありげな声で訪ねてくる。素性も知れない相手だが、話を聞かないわけにはいかないようだ。

第2話「魔女の嘲笑」

陽彩はエリザと情報収集に来ていた。

一人になりたくてエリザを追い払ったところで、またスマホが鳴り響く、電話の相手はもちろん、謎の女だ。どこかで自分のことを監視しているのだろう。彼女の話によると各世界には「運命力」という物があり、それがなくなるとその世界は「崩壊(クローズ)」してしまうらしい。先日、りりのいた赤い世界での体験がまさにそれ。「可能性」そのものを限界まで失い、支えきれなくなった状態だ。

悪魔に食べられた人間は、IDを奪われてしまう。そして、その悪魔が消滅するとIDが宙に浮くので、その矛盾を修正するために近くの世界から「同一人物」とその周辺環境を引き寄せてマージする。

つまり、陽彩は本来いる世界ではなく、別の可能性の世界からやってきた存在。救い出されてからずっと感じていた数々の違和感の答えを見たような気がした。全てを肯定するわけではないが、全てを否定できない話に陽彩は戸惑う。そして、彼女は一言陽彩に投げかける。

「生まれ育った、元の世界に戻る気はない?」

揺れ動く心だが、それでも陽彩は今、目の前にいるみんなが「本当の仲間」だと答えた。すると、冷静に話をしていた女が突如狂ったように笑い出す。そして、自分は求道の魔女「ヴィヴィアン」と本当の名前を告げる。それだけ言うと、また会いましょうと電話が切れた。

どこかで話を聞いていた蒼と丹だったが、まだ戦いが終わっていないと戦場に戻っていく。

第3話「偽物と本物と陽彩と」

海岸の調査に向かったエリザたちが戻ってきた。町を襲って来た悪魔たちの波は収まりつつあるが、まだ海岸にいる巨大な悪魔によって、未だに悪魔たちが引き寄せられている状況だ。

巨大な悪魔を討伐しなければ、町への被害が続いてしまう。絶望的な状況ではあるが、エリザたちが持ち帰ったのは悪いニュースだけではない。海岸に落ちていたたくさんのスマホ。そして、この世界には絶対にないようなノートパソコンや自転車などを発見していた。近くにユラギかバカアワビがあるのは確実だ。巨大な悪魔をぶっ倒すことで、全てが解決する。そんな期待を胸に、明日の戦いに備えることにした。

体を休めるために、みんなで甘い物でも食べに行こうと盛り上がるが、陽彩は気分が載らないとそれを断る。陽彩の頭は自分が別の世界から引っ張られた来たかもしれないということでいっぱいだった。

イレギュラーである自分がこの世界にいてもいいのかと不安だけが募っていく。

第4話「ちゃんと見ている」

落ち込む陽彩に話しかけてきたのは、蒼と丹。

みんなと甘い物を食べに行ったかと思われたが、蒼と丹は適当な理由をつけて行くのをやめたようだ。陽彩は二人の気持ちを考える余裕もなく、一人にしてくれと追い返そうとする。そんな陽彩に向かって、丹が別世界の陽彩だから悩んでいるのかと尋ねた。電話を盗み聞きしたことを謝りながらも、悩んでいるなら相談して欲しいと言われる。

みんなの中にいる陽彩は、今の自分ではなく別の陽彩かもしれない。そう思ったら相談なんてできるはずもなかった。自分の存在がよくわからなくなっている陽彩に蒼がバッサリと言い放つ。

「どうして本物じゃないといけないんだ?」

別の世界の陽彩だったとしても、魔法少女になってからの陽彩の記憶は偽物じゃない。本物の記憶を多少でも持っていれば、赤の他人でもない。本物だから仲良くしてたわけじゃない。陽彩であることが重要なんだと、蒼と丹に言われ、陽彩は思いっきり嬉し泣きした。

陽彩の様子がおかしいことはみんな気づいていて、オムニスも声をかけようとしていたところだった。盗み聞きしていたオニムスだったが、陽彩にバレて出てくるように言われる。みんなに心配されていることを知って陽彩は元気を取り戻す。

そして、翌日。いよいよ海岸にいる巨大な悪魔を討伐に向かう。陽彩の作戦にみんな期待するが、りりのいた赤い世界でドレイクの罠に嵌まり、りりを殺してしまったことを悔やんでいた。そのため、陽彩は自分が作戦を立てることに躊躇する。なので、今回は中央突破という単純な作戦が採用され、マリオンの持つ爆弾の力を借りることになった。

第5話「対等な繋がり」

マリオンの爆弾を使って、小型の悪魔を陽動し、浜をクリアにして巨大悪魔を孤立させる作戦は見事に的中し、みんなで力を合わせ、浜から小型悪魔の陽動に成功する。そして、いよいよメインターゲットである巨大悪魔が姿を見せた。

その姿は隣町で倒したはずの水神様。生死をきちんと確認しなかったと依子が後悔を口にするが、陽彩は別の可能性に至った。あの時の個体と同じように見えるが、雰囲気が全く違っている。答えが出ないままではあったが、なんにせよ倒すしかない。

自分にとってみんなは取るに足らない存在。だけど、それでもやっとできた対等な繋がり。陽彩はそれを大事にしたかった。みんなを守るために陽彩はその力を解放する。

新しいドレスに身を包んだ陽彩がそこにあった。

第2部 第7章「ナカマチボンド」の感想

え? 終わり? ここからじゃないの? という感じで陽彩のNEWドレスが解放され、今回の話が終わってしまった。NEW陽彩ドレスはゲーム内で使うとわかるのだが「やば強」だ。こんな強いドレスはぜひ手に入れたい、ということで、ガチャを回してみたけど、当然爆死と言うね……

そんなことより、これだけ強いドレスにしたしストーリーも満足なんだけど、なんか物足りなさを感じてしまう。なぜかと考えてみたら、あの求道の魔女「ヴィヴィアン」だ。彼女の姿とか、その後の関わりとか、気になりすぎて仕方なかった。どんなエグい事実が出てくるかと期待しながら読んでいたら、あっと言う間だったので、物足りなく感じてしまったのかも知れない。

ほのぼのとした中にダークな展開が待っているのがマジカミ。次話こそ急展開&ダークな話になっていくだろう。だけど、アプリ版も出たし、このまま王道展開ばかりになってしまう可能性もある。人気が出るのは嬉しいけど、ストーリーがありきたりになったら哀しい。やっぱりマジカミはダークな展開じゃないとね。妹がカミサマンだったようなビックリな展開を今後も期待したい。

そんなわけで、また次回お会いしましょう!

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