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依子の撮影の手伝いで廃墟となった学校にやってきた魔法少女たち。死んだ少女たちの幽霊が出るという話をしてしまい……

公開:2019年11月05日(最終更新:2020年11月17日)

今回は2020年10月31日18:00~11月16日23:59まで開催されているイベント「青春ドラマ劇場卍神学園」のストーリーを紹介していく。卍(まんじ)神でマジカミと呼ばせるなどセンスを感じさせるタイトルではあるが、どのようなストーリーになるのかさっぱり見当がつかない。

ヤンキーぽい格好をしているから、そんな感じになるのだろうか。わからないものは話しようがないので、早速見ていこう。

オープニング:我儘!魔法少女緊急出動

魔法少女たちはいつものカラオケルームに集まっていた。依子が今度ドラマに出るということで、ミーハーな花織は喰いつき気味に話を聞いている。依子もなかなかいい役をもらえたと謙遜しながらも、自慢げな顔だ。

そんな中で、女子高生役のエキストラの募集もしてるので、出てみないかと依子はみんなに問いかけた。

撮影場所はどうやら幽霊が出る場所で肝試しも兼ねているらしい。花織は出てみる気満々だったが一人ではイヤだとりりを誘う。りりは乗り気ではなかったが、「卍神学園」の撮影だと言うと大ファンらしく、お化けが苦手ながら参加することになった。

1話:邂逅!薄志の羽翼

数日後、花織、りりの二人だけでは物足りないと、無理やりはなびも参加させられ、三人は依子が出演すると言うドラマの撮影場所に来ていた。廃墟となった学校はドラマ用に整えられ、ガラの悪い高校という感じで、薄気味悪さはない。

依子は監督に挨拶し、その後、衣装に着替えた花織たちも続く。

花織のきちんとした挨拶とは対称的に、適当に挨拶したりりとはなびだったが、それが逆に監督の興味を引く結果となった。セリフまで用意すると考えながら、監督は去っていく。二人が監督に気に入られたのを依子が面白くなさそうに見ている。そして、撮影が始まった。

台本はひどいできだが、依子の迫真の演技は続く。その様子に花織はもちろんのこと、りりたちも感心していた。そんなりりたちに恐る恐る話しかけてくる新人AD。りりとはなびが何か言うたびに悲鳴をあげる。どうやら本物のヤンキーと思っているらしく、本気でビビっているようだ。

そんな様子を遠くから見つめる、いつもの不穏な影があった。

口伝!少女怪談怪物物語

出番が近いと花織たちが案内されてきたのは、どこか薄気味悪い場所。たくさんいるエキストラの中には見覚えのある顔がいた。

どこからどう見てもニンフ。気になるところだが、撮影が始まってしまう。今戦うと周りに迷惑がかかるということで、後で様子見て退治することにした。しかし、ことのほか優秀で順調に撮影は進んでいく。

しかし、ADが映像を確認するとそこには何も映っていなかった。そういえば悪魔は写真には写らなかったと花織が思い出す。

監督たちを含めて一般人にはどうして映っていないのかわかるはずもなく、何度も取り直そうとする。このままではニンフたちが人間でないこともバレてしまう。事態を招集するために依子が動く。

怪奇スポットという話をでっち上げて、監督に聞かせる。ニンフたちを殺された少女たちだと話した瞬間、監督は逆に意欲に燃えはじめ、絶対にカメラに収めると息巻いた。隙をついて花織がニンフたちを魔界に送り返そうとしていたが、監督たちはその後を追っていく。思惑は外れ、望みとはまったく逆の展開になってしまった。

3話:混乱!白妙幽霊大戦

ニンフたちを魔界に追い返そうとしたことで、監督たちまで魔界に連れて来てしまい、ニンフの巣はちょっとした混乱を見せている。

あちらこちらに黴体生物が生える奇妙な空間、誰もが驚くような場所だったが、監督はお構いなしにカメラを回そうしていた。しかし、ニンフたちがカメラや照明などの機材にも手を出してきて、しっちゃかめっちゃかになっていく。

見ていられず、魔法少女たちはニンフたちの退治をはじめた。

魔法少女たちの活躍でニンフも一段落し、スタッフ全員を連れて、元の世界にもどる。監督は映像を楽しみにしていたが、また何も映っていなかったようで、新人ADが怒られていた。

エンディング:不滅!可憐な喧々囂々

ドラマの撮影から数日後。

魔法少女たちはいつものカラオケルームで和んでいると、スマホで調べ物をしていた花織が驚いた声を上げる。

そこには新人ADがニンフたちとの戦いを携帯で取った動画がアップされ、再生回数1万回以上になっていた。ニンフは映っていなかったが、かっこよく活躍するりりの姿はしっかり映っている。視聴者からもりりへのお褒めの言葉が並ぶ。どうやらドラマの予告の番外編として使われているようで、魔法少女としての正体がバレる心配はなさそうだ。

「青春ドラマ劇場卍神学園」の感想

いつものようにニンフが出てきて大問題になる話。新人ADとの絡みがたくさん出てきたが、次回への伏線でもないだろうし、ということで大幅にカットした。別に新人ADへの焼きもちとかじゃないんだからね。まあ、それを抜いてもテキスト的にはやや短い。毎回同じ展開なので、飽きてしまう人がいないか心配だ。

今回も「悪魔の涙」は出てこなかったし、伏線として使うのをやめたか、それとも忘れているのだろうか。仮に回収を忘れていることが伏線になるなら、そのような描写を少し入れてくれた方がわかりやすくて嬉しい。

時期的に次回はクリスマスのストーリーになるに違いない。どんな話になるのか今から楽しみだ。それではまた次回!

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