【マジカミ】第2部 第10章「アオヤマレクイエム」メインストーリーのあらすじ・感想・考察
公開:2020年10月17日 (最終更新:2020年12月29日)
みなさんこんにちは、アプリビレッジのもりすかだ。
前回ははなびとその父親の関係について描かれた話だった。そして、最後には「エリザはもう戦えないかもしれない」と謎の言葉を陽彩に告げられる。ここから話がどのように展開していくのだろうか。早速見ていこう。
第1話「笑顔の意味は」
一難去ってまた一難。はなびの件を解決したところで、話があると陽彩から呼び出され、急いで陽彩の家に向かうとそこには蒼と丹もいた。
話は当然、エリザのことだ。戦えないなんて聞かされてはオムニスも黙ってはいられない。みんなの神妙な顔にエリザは大けがでもしてしまったのかと不安が頭をよぎる。慌てるオムニスだったが、陽彩は冷静に話し出した。
エリザには実の両親の他に、七十路を少しすぎた育ての親とも言うべき執事がいる。その執事がどうやら重い病気を患ったようだ。エリザが戦えないほど、ヤバい病気なのかと聞くと、陽彩は怒り出す。
エリザにとってその執事はかなり重要な存在で、魔法少女のことなど考えられるような状態ではないらしい。とにかく自分の目で確かめた方がいいとエリザのところへ行くように陽彩に進言され、オムニスはエリザの家に向かう。
なんでもすり抜けられる性質を持っているオムニスは、家の中に簡単に入れるが、エリザの家はかなり大きな屋敷で、本人を見つけられない。
色々な場所を探して回っているとメイドたちの声が聞こえて来た。どうやら執事と一緒に買い物に行ったようで、もうすぐ戻ってくるようだ。外に出られるなら、大分回復しているのだろうとオムニスは安易に考える。しばらく部屋で待っているとエリザが帰ってきた。
オムニスに声をかけられ、驚くエリザ。満面の笑みでいたエリザに、オムニスは執事が回復して元気そうだなと言う話を軽い気持ちで口にすると、エリザの表情が急激に冷え、大粒の涙が浮かんでいく。
失言を訂正しようと必死になって謝るが、エリザは取り付く島もないほどに怒りを露にした。何を言おうとも聞いてもらえず、オムニスは追い出されてしまう。オムニスは呆然としていると、悪魔が出現したと陽彩から連絡が来る。エリザのことは気になるが、今は悪魔退治が最優先だと急いで、現場へと向かった。
第2話「エリザとジェームズ」
大量に出現する悪魔たちをようやく倒し終えた魔法少女たち。今までよりもさらに悪魔の数が増えた印象だ。これ以上増えてしまったらさすがにやばい。どうしてこんなに悪魔たちが増えているのかも理由もわからないし、エリザやここあ、そして、セイラも戻ってこないまま。魔法少女たちの戦力だけが落ちている。
エリザの状況を魔法少女たちに尋ねられるが、オムニスは何も言えない。みんなと解散した後、オムニスは謝罪するために一人エリザの元へ向かっていた。
だけど、どうしてエリザをそんなに怒らせたのか、よくわかっていないオムニスは謝罪の言葉が思いつかなかった。「元気そう」という言葉が引き金になったのは推測できるが、確証がないため、言葉が出てこない。下手なことを言ってしまえば、余計に怒らせる可能性がある。そんな事を考えていると、元々重かった足取りはついに止まってしまう。
ウジウジ悩んでいる自分にため息を吐くと、いきなり後ろから話しかけられた。
心配して見に来た陽彩。オムニスはエリザと執事との関係を訪ねる。実の両親とはあまり会えていないエリザにとって、執事は親とほとんど変わらない。そんな人が肺がんで、しかもステージ4のもっとも重篤な末期であれば、誰だって元気をなくしてしまう。買い物に行ったのも、衰えた体でなんとか無理をして、ようやくな状態だった。
陽彩に話を聞いて、自分がどれだけ考えなしに「元気そう」だなんて言ってしまったのかを理解する。エリザに謝ろうと決心したが、追い出されて合ってもらえないかも知れない。陽彩がエリザを元気にするためならと、一肌脱いでくれることになった。
第3話「素肌と謝罪と魔法少女」
陽彩は近くを通りかかったからという理由で、エリザの家にやってきていた。エリザの様子を聞きながら、たわいのない世間話から執事の話になっていく。陽彩のアイディアで彼女の服の中に隠れていたオムニスは、執事の驚くべき過去話を聞いて、声を出してしまう。
オムニスは真摯に謝り、エリザは素直に許してくれるが、魔法少女をやめたいと言ってきた。大事な執事の危篤な状況で魔法少女なんてできないのはわかる。だけど、悪魔たちは増え、みんなギリギリの状態で戦っているのに、エリザが抜けたらもっとやばくなってしまう。納得できないが納得しなきゃいけない状況にオムニスは頭を悩ませる。
そんな時、悪魔の出現を告げる警報音がスマホから響く。どことなく気にするエリザに、陽彩がわたし達に任せてくれと、エリザを置いてオムニスと二人で悪魔の出現場所へ急いだ。
第4話「愛されお嬢様」
悪魔を無事に退治し終えたオムニスたちは、いつものカラオケボックスに集まっていた。疲れているという声も上がるが、エリザのことを話さなくてはいけない。戸惑いながらもエリザが魔法少女をやめたがっているという話と、その理由について告げる。みんなショックを受けていたが、エリザはもっとつらいと無理をしてそれを受け入れようとしてくれた。
その日の夜、みんなからの励ましのメッセージがエリザの元に届く。それを見て、エリザは嬉し涙をこぼしていると、突然、部屋をノックされる。こんな時間にやってきたのは執事だった。
第5話「帰りを待っている」
こんな時間に出歩いて何をやっているんだと、執事を心配するエリザ。しかし、執事もエリザの様子を見て、休むわけにはいかないと言う。どうやら泣いていたのを見られていたようだ。
友人とのコミュニティを抜けただけと言うと、なぜそんなことをしたんだと執事に問い詰められてしまう。エリザは素直に執事が心配だからと答えると、自分はまだまだ死なないから大丈夫だとにこやかに笑う。
そんな執事の言葉にエリザも、自分の子どもをその手で抱いて、世話すると約束しなさいと詰め寄る。涙をこぼして応える執事を見て、エリザはみんなの元に戻ろうと決心する。
「では、行って来ますわ!」
凄まじい量の悪魔に押され気味の魔法少女たち。ギリギリの状況で、一歩間違えば袋だたきになってしまう。おまけに巨大な悪魔まで出現していた。そいつをなんとか叩ければ、まだ勝機はありそうだが、倒しに行くような人員的な余裕はない。
誰も諦めムードの中、颯爽と姿を見せたのはエリザ。陽気なコメントで登場するエリザに誰もが唖然とした顔を向ける。やめると言っていたエリザが突然姿を見せたことに驚いていた。そして、エリザは軽口を叩くとフォームチェンジして、巨大な悪魔を指差す。
第6話「クールでビューティフォー」
エリザの参戦で一気に形勢は逆転し、無事に巨大な悪魔の撃退に成功した。ヤツが悪魔たちを生み出す個体であったなら、悪魔の数は減っていくだろうと陽彩は口にする。その近くでは、エリザが得意げな顔を見せていた。
だが、それに突っ込む者はなく、エリザが帰ってきたを誰もが素直に喜んでいる。そんな時、エリザはセイラとここあがいないことに気がつき、花織に学校での二人の様子を尋ねた。
ここあは毎日ウキウキした様子で、逆にセイラは毎日憂鬱そう。そんなことを話していると、なんとセーラーがやってくる。
喜ばしいはずの再会。だけど、その顔から新たな事件を暗示させていた。
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第2部 第10章「アオヤマレクイエム」の感想
今回は序盤から失言ばかりのオムニス。もう少し考えてしゃべれば、こんな面倒なことにはならなかったんじゃないかとヤキモキする話だった。
それよりもエリザ。親しい人が病気で戦う気にならないのはなんとなく理解出来るけど、蒼や丹、陽彩などの大事な人たちが悪魔に殺されるかも知れない状況で、戦わないという選択をするのはどうなんだろうか。まるで執事が死んだら、自分も死のうと思っているかのような行動だ。まあ、まだ幼さを残している高校生がゆえの短絡的な思考を表現したかも知れないけど……
親代わりの執事が大好きなのは十分伝わったけど、エリザが戦えなく理由としては、もう少し練り込むべきだろう。体が弱っている執事が心配して寿命を縮めてしまうとか、執事が病気になったことで命の重さを知って悪魔とは言え、おいそれと殺せなくなったとか、もっと適切な理由はつけられた気がする。最後も執事から死なないと言われただけで、あっさり信じて戦いに戻るのは、なんというかギャグに思えて泣けない残念な感じだった。
とは言え、突拍子のない行動でみんなを振り回すのはエリザの持ち味なので、「撤回」と言われたら、全てを許しちゃう。かわいいは正義だしね。
さて、次は100%セイラの悩みで彼女が覚醒するはずだ。お約束でそれはわかるけど、ストーリーはきちんと考えて欲しい。新しいドレスが出てくるシーンはカッコいいが、毎回同じネタだとそろそろ飽きちゃう。個人的な悩みばかりではなく、世界の秘密に触れるような重要なストーリーを早く見せてくれ!
ということで、また次回。セイラの悩みでお会いしましょう。
本ページにて使用されている画像はすべて『©Studio MGCM』に帰属。
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コメント
ストーリーを一気読みさせていただきました!
読みやすくてめっちゃ助かります
そら12人全員の成長を一通り描くまではこんなもんでしょ(いろはは省かれそうだけど)
と言うか一部が〇で二部が〇なんだから今年この流れなのは定期路線
〇に応る三部、つまりは来年のメイン更新が目玉だよ
そこでコケるかノれるか、含みは無しでとても楽しみ