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【マジカミ】ストーリーイベント「ビキニでバ美でboo!?」の紹介・あらすじ・考察

公開:2020年05月13日 (最終更新:2020年11月18日)

皆さん、こんにちは、もりすかだ。

今日は2020年4月30日18:00から5月16日23:59まで行われるストーリーイベント「ビキニでバ美でboo!?~古の精霊と選ばれし者達~」のストーリー紹介を行っていこう。このイベントではイベント限定ドレス「イフリート 蒼(UR)」が手に入るので、参加が可能であればしっかりと獲得しておきたい。

イベント内容としては通常のストーリーイベントと内容は変わらないので割愛させていただく。詳しく知りたい方は、「ストーリーイベント「渡る世界は鬼ばかり」」を参考にして欲しい。それではさっそくストーリーを紹介しよう。

オープニング「Under A Grace Moon」

苦痛に歪んだ声が大地を震わせる。魔人はとうとう反撃ができなくなるほど追い込まれていた。魔女が小声で呪文を唱える。その瞬間、叫び声と共に強靱な肉体がランプに吸い込まれていく。

魔女の小さな笑い声を最後に全てを飲み込んだランプは、何事もなかったかのように曇りなき黒い瞳をしばたたかせた。

第1話「Neo Millennium」

春の陽気が残るうららかな日の午後。いつものカラオケボックスで、魔法少女たちは不思議なランプを前にして頭を悩ませていた。擦ることによって「願いを叶えてくれるランプ」らしく、それを使うのかどうかについてだ。

意見は願いを叶えてもらおうとする派と何が出てくるかわからないから危険だとする派で真っ二つに割れている。

「願いを叶えてくれるランプ」は花織が、ある骨董品屋で見つけた物。鮮やかに光る薄ピンクの表面、いろといい質感といい、間違いなく黴体生物だ。店主の元に置いておくことも気が引けて、即決で購入した。

店主の話によると相当古いもので、前のオーナーは目が碧く髪も肌も真っ白な女だったらしい。その容姿からいつも問題を起こすマオではないかと言う話になる。マオが関わっているとなると、ますます迂闊にランプに手を出すことはできない。

誰の目にも止まらないところへ持っていこうと言う話でまとまりかけたところで、ずっとランプに興味を持っていたいろはが勝手にランプを擦る。

なにもないことを祈りながら様子を眺めていると、ここあが急に変なコトを言いながら、自分の胸を揉み始める。ここあに声をかけるとすぐに元に戻り、今度は花織が変なコトを言い始める。そして、その現象は次から次へと魔法少女たちへ伝染していく。

そして、丹が「ふ……この身体、気に入った!」と言った瞬間、ユラギが発生する。そして、魔法少女たちは見知らぬ場所に飛ばされていた。

いきなり飛ばされた火山地帯のような場所に戸惑いながらも、辺りを見回すと丹が倒れていることに気がつく。一同は急いで駆け寄る。そして、そのそばにはイフリートと名乗る悪魔が立っていた。

ランプにずっと封印されていたらしく、その封印が今解かれたようだ。封印を解いてくれた礼として、蒼に新しいドレスをくれる。そして、さらに丹によく似た悪魔のようなモノも何体か姿を見せた。ドレスを使いこなせるなら倒せるだろうとイフリートが告げる。

第2話「Hell's Chicken」

新しい蒼のドレスの力を使い、なんとか悪魔を撃退した魔法少女たち。その姿を見て、イフリートが満足げな顔をして話しかけてくる。

「あたしに協力しない?」

イフリートの提案はこうだ。封印されていた間に世界が豹変したので、この世界について知りたい。その見返りとして魔法少女たちを特訓してくれるらしい。強くなれるなら願ったりだが、イフリートのリターンが少なすぎる。イフリートの意図がつかめずに魔法少女たちはまた頭を悩ませるのだった。

翌日、授業終了後にエリザは謎のランプの解析を行おうとしていた。そこに突如としてイフリートが姿を見せる。そして、さっそく街を案内するように言ってくる。

第3話「Through His Eyes」

イフリートをそのまま街に出すわけにはいかず、面倒毎を避けるためにもう1度丹に憑依してもらうことにした。しかし、普段なら優しく後輩に接する丹だったが、イフリートに憑依されたことで口調も変わり、性格はあまりにも傍若無人。後輩達から怪しまれることになる。

街中で色々なものを見せたり、テレビを見せたりと丹に憑依したイフリートは現代の文化に触れて目を輝かせていく。観光に疲れたところで蒼たちはイフリートをエリザの家で一休みさせることにする。そこでパソコンのインターネットに触れると今まではしゃいでいたのがウソのように黙り込み、静かに操作を始めた。

そこでとある動画が流れたときに、イフリートの瞳が大きく見開かれる。流れてきたメタルの音楽にすっかりとハマってしまったようだ。そして、今度は魔法少女たちに「デスメタルバンドを結成しろ」と命令してくる。

第4話「Misunderstanding」

インターネットの動画サイトを見ているうちに、すっかりとデスメタルにハマってしまったイフリートの無茶ぶりを受けた魔法少女たち。600人ほど入る大きなライブハウスを満員にすることを目標にされる。

エリザがプロを雇って素晴らしい演奏を聴かせると提案するが、下手な魔法少女たちが頑張ってライブすることに意味があると言い放つ。

最初は渋々だったが担当を決めていくうちにだんだんとみんなもノリノリになっていく。ピアノが弾けるセイラがキーボード、ドラムはリリ、リードギターは蒼、サイドギターはここあ、ベースはいろは、ボーカルはエリザで決まる。そして、二週間以内にオリジナル曲を作り、ライブをすることになった。

エリザ考案のバンド「MAGIDETH(マジデス)」が世界を揺るがす奇跡を起こすことになることをまだ誰も知らない。

イフリートの求める要求はバンドを創るだけに留まらず、曲もかなりハイレベルなモノを求めてくる。最初こそ必死に練習していたが、魔法少女アニメを見たいと早々に帰ってしまうことが多くなったいろははメンバーから外された。他のメンバーは魔法少女のドレスの力を使い、その技術はうなぎ登りに上達していく。

第5話「War Inside My Mind」

魔法少女たちの成長を快く眺めていたイフリート。その顔は指導者の顔になっていた。楽器の弾けなかったメンバーたちも血の滲むような努力でメキメキと成長し、全てが順調に進んでいた。しかし、ここあはみんなを先導する蒼の表情がどこか落ち込んでいることに気がつく。

蒼は家で練習しているときほど上手に、合わせられないと悩んでいた。みんなと一緒にやるときは、緊張してしまい、信じられないほど動悸がして、指が冷たくなるようだ。緊張しないほどなれるために、日本一周を提案するここあだったが、その話を聞いて蒼は世界一周を決意する。嫌がるここあを連れて、蒼は世界一周に旅立つ。

第6話「Never Ever Enough」

ここあと蒼は修行のために、世界各所を巡りゲリラライブを始める。

最初は相手にもされていなかったが、必死に姿に観客たちは少しずつ魅了され、観客の方が彼女たちを待つようになっていく。いくつもの公演を乗り越えて、蒼の緊張はすっかりとなくなった。

蒼たちが再び戻ってきた頃には、曲も歌詞も完成しており、全てを最高のモノにしようと毎日何百回も練習を続ける。蒼たちが世界を巡ったことで評判になり、前売りチケット600枚は完売。そして、運命の日がやってくる――

「ビキニでバ美でboo!?」の演奏が始まった。

盛り上がりは凄まじく、会場と一体になっていく。たくさんの声援にイフリートは大はしゃぎ。しかし、その姿を見てとびおはふいに違和感を覚えてしまう。

曲が終わっても鳴り止まない歓声、ステージの興奮は最高潮に達している。観客からのアンコールの嵐に答えるべく、演奏をしていると、不意に魔法少女たちはステージからその姿を消した。

第7話「The Root of All Daemon」

「スゴイ演奏をするやつらがいる」と【平沢純】の耳に噂が入ってきたのは、彼自身のバンドが行き詰まったときだった。ギタリストの彼は音大を卒業したが、それだけでは食べていけず生計はコンビニのアルバイトで繋いでいる。同期もつぎつぎとメジャーデビューを果たし、焦りを感じ始めていたところで、動画サイトから流れるここあと蒼の演奏を聴いて、感動しすぐにライブに行ってみたくなった。

チケットをすぐに購入し、当日を迎える。大歓声の中で行われる演奏。その姿を動画に収めようとしたところで、突然演奏が止み、鈍い音が立て続けに聞こえてくる。ステージにいたはずの魔法少女たちは消えていた。

場面は変わり、ライブ会場からあっちの世界に連れてこられた魔法少女たち。どうやらイフリートが無理やり魔法少女たちを転送させたようだ。

イフリートが魔法少女たちにライブをさせた本当の理由は、自らの魔力を取り戻す為だった。魔法少女が奏でる音楽によって得られる熱狂がイフリートの力になるようだ。そして、文字通りライブは大成功し、イフリートは力を取り戻した。

世界征服などとよからぬ野望を持っていることを知り、再びランプに閉じ込めようとするが、そのためには力を取り戻したイフリートを倒す必要がある。イフリートとの最後の決戦が今始まる――

第8話「Fall into the Right」

魔法少女がイフリートに最後の一撃を加えると、苦悶の声をあげてイフリートがランプの中に吸い込まれていく。無事にイフリートを封印することに成功したが、ここまで魔法少女たちを連れて来たイフリートがいなくなったことで、魔法少女たちは戻り道を探すことになる。

それから一週間後――

伝説となったライブだけでは終わらず、その様子を携帯で録画した観客たちによって「ビキニでバ美でboo!?」は様々な方向へと拡散し、多くの人の心に響いていた。これをきっかけにして渋谷の街では、ビキニを普段着として着用するスタイルが流行するなど、社会現象まで巻き起こる。そして、世界から戦争がなくなり、世界は平和になった。

マジカミのメインストーリー紹介はこちら

CHAPTER17「ビキニでバ美でboo!?」の感想

なんと言うかひどい話だった。いきなりこんな感想を書いてしまうのはどうかと思うが、ひどい話としか言えない内容だった。なによりストーリーの多くはほぼナレーションになっており、いつものような魔法少女たちの楽しい掛け合いもほぼ皆無だ。多分テキスト量も普段に比べてかなり少ないだろう。どうしてこうなった……まずいコーヒーを薄めて、量をたくさんにして、質より量を重視していると言われたような気分になってしまう。

7話に突然出てきた平沢純や8話の手抜き感や投げっぱ感は半端ない。もうなんというか、すべてがひどかった。シナリオ適当すぎて草が生える。メインストーリーもやばいし、今回のイベントもやばい。どうしたマジカミ、お前の実力はこんなものじゃないだろう。次回こそはもっと面白い話を期待したい。それではまた次回!

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