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【マジカミ】第1部 第7章「ダイカンヤマチークリー」メインストーリーのあらすじ・感想・考察

公開:2019年09月13日(最終更新:2020年10月24日)

皆さん、こんにちは。アプリビレッジのもりすかだ。

前回の「マジカミ」は、繰り返しによって状況がだんだんと悪くなってしまい、ついにとびお自身さえも命を落としかけたところで起こった奇跡。その奇跡によって新しい展開が発生した。何か良くないものが呼び出されてしまった、そんな話だ。

笑い声と共に出てきたのは一体何者なのか、さっそく今回のチャプターをいってみよう!

エピソード1「共喰い」

「ありゃぁ~……こんなことも起きちゃうんだ?」

白い部屋でカミサマンの呟きが響く。

カミサマンでも予測がつかないような異常事態が今、とびおたちの前で起こっていた。とびおたちと戦っていた悪魔たちも新たに出てきた謎の存在に脅えている。出てきた新しい存在それは「白オニムス」だった。しかも、その後ろには強そうな姿の悪魔たち。

白オニムスは口汚く、「力量の差くらい本能的に察知できるだろ」と呟く。とびおたちと戦っていた悪魔たちは、バカにされたと一斉に白いオムニスに襲いかかっていく。そこからの出来事は凄惨たる光景だった。とびおたちが何度挑んでも倒せなかった悪魔たちを次々に瞬殺していく。その様は戦闘というにはあまりにもおこがましい、まさに「捕食」そのものだった。

魔法少女たちも悪魔が悪魔を食べる姿を唖然となりながら眺めていた。悪魔たちを屠りながら、白オニムスはとびおに視線を向けてくる。「おい! そこの黒いの!」

戸惑うとびおを見て、「まだ何もわかっていない」と、白オムニスは笑う。自分の能力を過信していたとびおに、「魔法少女たちを救おうとすることが過信」なんだと、誰かを救うとか子どもじみた正義感が大罪なのだと、白オムニスは冷たく言い放った。

「その罪を償ってもらう。死によってな……」

突然、向けられた敵に慌てる一同、なんとかこのバトルフィールドから逃げ出す方法を模索する。しかし、逃げ道など見つかるはずもない。手立てなど何も見つからないままだったが、ふいに白オムニスが連れていた悪魔たちと会話を始める。だんだんと動きが鈍くなっていく悪魔たち。こっちの世界に来て、すぐでは体力が厳しいと言って、白オムニスは悪魔たちを連れて退却した。

「ここはいったん休戦だ」と言い残して。

エピソード2「白と黒」

白オムニスから無事に逃げ切った翌日、とびおたちはみんなでいつものカラオケルームにやってきていた。もちろん会話のテーマは昨日の白オムニスについてだ。

誰もが正体を知りたがり、誰もがあの時見せた圧倒的な力を畏怖していた。ただならぬ殺気、仲良くとか交渉の余地などとても見出せない。そして、話題はオムニスの目的にまで踏み込んでいく。しかし、明確な答えなど知らないとびお。言葉を濁すことしかできなかった。

とびおの意識はカミサマンの元へ――

白オムニスの正体について話を聞く。白オムニスもカミサマンが作ったモノで、どうやらとびおの存在そのものを奪いに来たようだ。

あんな化物相手に勝てないととびおがぼやくと、カミサマンはそれを否定する。白オムニスが使える能力はとびおと全く変わらないようだ。「白オムニスも時間を戻せるのか?」と驚いてとびおが尋ねると、カミサマンは呆れた顔をして、そんな力は知らない、完全な勘違いだと言う。

オムニス、とびおに与えられた力は「可能性を手繰り寄せる能力」だけ。カミサマンは最初から事実しか言っていなかったことを改めて思い知る。数多くの並行世界から自分の気に入った世界をすっぽりと自分の世界に持ってこられる力。誰かが死んで、それが嫌だったら、生きている世界を丸ごとこっちの世界に引き寄せただけに過ぎない。決して時間など戻ってはいなかった。

そして、そうやってとびおが世界を引き寄せた結果、世界に存在するコトを許されていない悪魔だけが吸収されずにその数がふえてしまう。とびおが力を使えば使うほど、悪魔は増えていくようだ。白オムニスはとびおの別の可能性、つまり、とびお自身だった。

カミサマンは2つの存在が吸収されずに、両方ともこの世界に残ったことを不思議に思っていた。

エピソード3「犠牲者たち」

白オムニスが姿を見せることなく、今回は問題なく悪魔を退治できた。しかし、問題は解決していない。白オムニスが襲って来たら勝てる見込みなんてないのだ。思いつくのは戦力の増強だけ。陽彩の提案にいろはが同意する。

ずっと忘れていたが、ここで「蒼」や「丹」「エリザ」など、オムニスが見える魔法少女候補がいる事を思い出す。陽彩は3人を戦いに巻きこむのは望まなかったが、他に有益な手段もなく頼るしかなかった。そして、また鳴り響く「特異点」の出現を通知する「デンジャー」が……そして、膨大な数の悪魔が出現するのは、蒼たちがいる学校「武良穂」だった。

エピソード4「武良穂に近づけるな」

悪魔が出現した武良穂のゆらぎでは、魔法少女VS悪魔の熾烈な戦いが続いていた。倒しても倒しても、次々に悪魔が湧いてくるのだ。たくさんいるザコ達に構っている暇ないと判断した陽彩は、1番大きな反応を狙うように提案する。しかし、それは白オムニスの反応だった。

行っても勝ち目なんてない。けれど、放っておけば蒼たちに危険が及ぶ。どうしようもない状況の中、ふとした疑問が出てくる。どうして悪魔たちが一斉に武良穂に近づいているのか。その理由がわからなかった。

白オムニスの能力なのか、そんな疑問も出てくるがカミサマンが言っていた言葉をとびおは思い出す。白オムニスは自分と同じ力しか使えない。そして、狙いが魔法少女に覚醒する前の蒼たちであることに気がつく。

セイラの言葉に陽彩は我を失い、急いで武良穂に向かっていく。一人では行かせられないと、いろはたちも陽彩の後を追う。

次のエピソードへ続く >>

CHAPTER7「ダイカンヤマチークリー」の感想

ここで終わりかぁ~、またかぁ~、そんな欲求不満が募る今回のキャプチャー、しかし、とびおの能力がハッキリしたことは大きな進展になった気がする。とはいえ、カミサマンは最初からとびおの能力をきちんと説明していたし、とびおが勘違いして遠回りしただけような気もするが、それが物語としては非常にうまい。カミサマンの説明で思わず「おおっ!」と唸ってしまったほどだ。

悪魔の正体もはっきりしてきたし、あとは白オムニスを何とかするだけだが、それが難しい。ずっととびおたちが勝てなかった悪魔たちを一瞬で蹴散らす力も持っているのだから、相当な強さだろう。一体どうやってケリをつけるのか、そして、いよいよ蒼たちが魔法少女として覚醒する。次回は楽しい場面が多そうだ。それではまた次のチャプターでお目にかかりましょう!

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