【マジカミ】第1部 第4章「メガドンブローディング」メインストーリーのあらすじ・感想・考察
公開:2019年08月20日 (最終更新:2020年12月25日)
皆さん、こんにちは。アプリビレッジのもりすかだ。
今回は「マジカミ」メインストーリーの第4チャプターを紹介しよう。前回は渋谷系女子「りり」が仲間になり、ドレスの重要性を考えさせる話だった。今回は一体どんな話になるのか、早速見ていこう。
エピソード1「縁はじめと縁かけ」
舞台はとびおの部屋のような謎の空間から。魔法少女がコスプレを変えて戦えることなんて知らなかったとびおはカミサマンに愚痴をこぼす。それに対してカミサマンは「質問されなかったし……」と素っ気なく返事し、「そんなことよりも何か変わったことに気がつかないか?」と逆に質問してくる。しかし、とびおは何が変わったのか全くわからない。
もともとなかった緊張感が、さらになくなっていることをカミサマンは心配していた。本番はこれからなんだと……
――場面は切り替わり、いつものようにカラオケボックスへ
陽彩、りりと仲間が増えたことにより、戦略の幅がもたらされ、かなり楽に悪魔たちを倒せるようになっていた。そして、魔法少女たちもどこか気が抜けた様子。しかも、悪魔の出現を知らせる通知も減っていた。悪魔なんて全滅したんじゃないかと笑い飛ばせるほどだ。とびおのその話にまんざらでもない。
しかし、そこに悪魔出現のアラームが鳴り響く。最近は遠いところに出現するようになって「だるー」とりりは呟く。時給0円の仕事や部活感覚で悪魔たちと戦っている魔法少女たちは、どやどやと騒ぎながらカラオケルームを後にする。カミサマンの言う通りそこには緊張感なんてまったくなかった。
そんな中で陽彩だけは、悪魔に食べられた経緯もあり、みんなの様子を危惧していた。しかし、余計なコトを言って摩擦となるよりは何も言わずに傍観することを選んだ。それがどのような結果になるのか考えることもなく――
エピソード2「音漏れ注意報」&エピソード3「姉と弟と時の流れと」
悪魔の出現が減ったことで、カラオケに集まるのをやめ、悪魔出現の通知が来たら現地集合の流れになっていた。
学校などないとびおは暇をもてあまし、いろはたちの学校へと潜入する。花織を見かけて様子を見ていると、セイラに話しかけられずに悩んでいるところだった。どうやら普通の子である花織が学園のアイドルであるセイラに話しかけるのはおこがましいと考えているようだ。
勇気を振り絞りセイラに話しかける花織。するとセイラは慌てた様子を見せる。吹奏楽部の演奏をたまに聞きに来ることがあると言いながらも、吹奏楽が好きとは言わないセイラ。なんだかおかしな態度に花織は首を傾げた。緊張感からぎくしゃくながらも、二人はいつの間にか、少しずつ打ち解けていく。
今日も暇をもてあましたとびおは公園にやってきていた。そこではサッカーボールで遊ぶ少年たちを見かける。ふいにそのボールがとびおの身体を貫いていく。慌てた様子で声をかけてきたのはいろはとここあだった。どうやらボールを蹴ったのはいろはたちだったようだ。猫じゃなく、とびおに当たったので安心した息を漏らした。とびおが不満げな顔をしたところで、少年たちからサッサと戻ってこいといろはたちは声をかけられる。
話を聞くといろはたちはここあの弟たちとサッカーをやっていたところらしい。魔法少女の活動ばかりだったから、ひさびさの家族サービスをかねているとここあはささやく。暇つぶしばかりやっている自分とは違って、みんなは偉いとどこかさびしくなってしまうとびおだった。
エピソード4「悪魔とは何か」
場面は悪魔たちとの戦い、バトルフィールド。りりは悪魔を倒し「チョーシいいわあ♪」とにこやかに告げる。しかし、油断しているところを別の悪魔に襲われ、一気に追い込まれてしまう。ピンチに陥ったところを助けたのは陽彩。その顔には不満が色濃く出ていた。
しかし、注意されてもりりは笑ってすませるだけで、注意散漫だったことに反省の色すら見せていない。悪魔という異質な存在と戦うことになんの緊張感も疑問もないりりの態度に、陽彩は思わず質問をぶつけてしまう。
「怖くは……ないのか?」
今の環境を楽しんでいるようなことを口ずさみ、怖い気持ちよりも悪魔に勝手にされることが嫌だと答えるりり。陽彩はりりがきちんとした考えの上で行動していることに気がつく。話してみないとわからないコトがあることを悟った。
陽彩とりりが打ち解けていく姿をにこやかに見ていたとびお、ふいに悪魔の存在について疑問が浮かんでくる。悪魔とは一体何なのか。奴らがどこから来て、どこへ向かっていくのか。なぜ人を襲い、存在を消すのか。魔法少女とは一体……とびおにはわからないコトばかりだった。
悪魔はどこから来ておらず、最初からそこにいるとカミサマンは答える。核心を聞き終わる前に場面はバトルフィールドの中で、とびおはオニムスに戻っており、悪魔出現を知らせる通知が激しく鳴り響いていた。急な展開にとびおは慌てていろはたちを魔法少女へと変身させる。
エピソード5「日常の終わり方」
悪魔たちを倒し終えてりりは今日もご機嫌。陽彩は強い悪魔がそろそろ出てくると予測していたが、強い悪魔は出てこなかった。杞憂に終わったことを安心しながらもどこか物足りなさそう。勝利を祝って打ち上げに行こうとりりはみんなを煽る。
緊張感がないのは問題だが、彼女たちが女の子らしく振る舞う姿を見て、とびおは心地の良さを感じていた。悪魔討伐なんて関係なく、こんな光景がいつまでも続く、そんなことをどこかで願いながら。
――ふと、とびおは違和感を覚えてしまう。悪魔を倒したのにいつまでもバトルフィールド内に閉じ込められたまま。ゆらぎが晴れていかないのだ。いつもなら悪魔を倒せばすぐにでも晴れていたはずなのに……
全ての悪魔を倒したと思っていたが、まだ悪魔は生き残っていた。いきなりの攻撃に誰もとめることが出来ず、ボケッとしていた花織の体は一瞬にして宙を舞う。すぐさまに悪魔に止めを刺すが花織は地面で芋虫のようにのたうちまわり、腹部を押さえてもがき始める。
あまりの異常事態にとびおだけでなく、魔法少女たちも慌て始める。花織の悲鳴はますます大きくなるばかりで、誰も手のつけようがない。そしてついには――
不気味な姿をした怪物へと変貌してしまう。それはまさに悪魔そのものだった。花織だったモノに発せられた声はもはや人のそれではない。花織の状態に誰も頭がついていかずに魔法少女たちはみんな立ち尽くす。
ゆっくりと花織だったモノが近づいて来そうになったところで、とびおは意識を失いそうになる。そして、同時に浮かんでくる、怒り、悲しみ、妬み、孤独、憎悪、劣等、あらゆる感情がとびおの中に流れてきた。
――それが「彼女たち」の持つ記憶だと理解すると、とびおは意識を失う。
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Farlight Games
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VIZTA
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Qookka Games
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NETEASE INTERACTIVE ENTERTAINMENT PTE.
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STARFORTUNE
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Marvelous Inc.
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株式会社ステラ
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CHAPTER4「メガドンブローディング」の感想
それぞれの少女たちが仲良くなっていき、ほっこりとする場面が多かった。だが、平穏な日常回かと思わせておいて、最後にどでかい爆弾を仕込んでくるところはなんというか見事だ。おそらく、次のチャプターからは少し時間が戻ってループするのだろう。花織がこのまま消えてしまうのはさすがにない。花織ファンに申し訳なさ過ぎる。
しかし、悪魔に食べられると存在が消えるのは前から出ていた情報だったが、やられてしまうと悪魔になってしまうのは驚きだ。もしかすると魔法少女状態で悪魔にやられると、悪魔になってしまうのだろうか。どちらにしても先が気になる展開過ぎる。次回を期待して待とう!
本ページにて使用されている画像はすべて『©Studio MGCM』に帰属。
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