ジャマーとの戦いの合間の休息。普段では見られないメンバーたちの日常を覗いてみよう。

皆さん、こんにちは。アプリビレッジのもりすかだ。
いつも読んでくれてありがとう。

前回のデタリキZは、デタスティックのバージョンアップを行い、ついに対策班がO・ジャマーを退治に成功する話だった。今回の話はタイトルからわかるように中休みの回になるはずなのでのんびりと見ていこう。

「束の間の休息」第1話

新しいデタスティックでO・ジャマーを倒せるようになったペンギン組のメンバーは、疲れを癒すためにみんなで仲良くお風呂に入っていた。

のんびりリラックスできる時間のはずなのに、アイの顔色は優れない。気になった他のメンバーが話しかけると「あらざる者」の本当の目的について考えていると告げる。

レインによると「あらざる者」はエナジーの採取して悪いことに使うのが目的のようだが、今のところ、そんな雰囲気も兆候も見られない。スカーレット華団は知っているのだろうか。

どれだけ考えてもミステリーはミステリーのまま。答えが出ることはなかった。

その頃、陽菜と七海は自室で楽しげに女子トークを行っていた。ファッションやアクセサリー、ショッピングの話題など話は尽きない。

七海がぬいぐるみ好きなのは、本当は動物が好きなのだが、両親が動物のアレルギーのため飼うことができなかった。その反動でぬいぐるみを集めるようになったと七海はしんみりと語る。

割と真剣な話だったが、陽菜の興味は七海がパパ、ママと呼ぶことだった。

「束の間の休息」第2話

風香は食堂でおいしいお菓子を食べて舌鼓を打っていた。お菓子を持ってきたのは調理班の小夜と美香。おいしそうに食べる風香を見て、二人も笑顔になる。

小夜と美香は小学校から一緒の幼馴染み。二人には夢があって、それは共同でお料理店を経営することだ。小夜がお料理専門で、美香がスイーツ担当と役割もすでに決まっている。そのためにこの食堂で修行中。

お店ができたら、絶対に来てねと風香を誘う。風香も笑顔で楽しみにしてると告げた。

その頃、美月はエレナとミオを呼んでヨガに勤しんでいた。

健康ヨガではあったが、二人はなかなかハードだとバテ気味だ。どうして美月はそんなに仕事もできて、スタイルも良くて、ヨガも上手なのかと尋ねられる。

自分で割と暗い性格だと思っている美月。その旨を告げると、そんなことは無いと言って、エレナが抱きついてきた。照れる美月を見て、何か刺激されたのかミオまで美月に抱きつき始める。

二人にすりすりされて、なんだか幸せな気分になった美月だった。

「束の間の休息」第3話

班長とレインはコンビニへ買い物に行った帰り道。レインは空を見上げ、感激の息を漏らす。銀河でも地球のように美しい星はそう多くはないらしい。

本当に月が綺麗だとレインは呟いた。

そんな月が綺麗な夜、あらざる者たちは「目的」を発見していた。銀河の星々を壊滅させてきた「ブラックホール生命体」がついに復活しようとしているとラファムが呟く。それを聞いて、エミットは強く同意を示す。

「もうすぐ復活する……破滅の魔神城……ヴァルハラエンド」

「束の間の休息」の感想

完全なキャラ紹介だけかと思ったら、最後の最後でぶっ込んできた「破滅の魔神城ヴァルハラエンド」

それがどんなものかは不明だが、あらざる者の「目的」であることは間違いない。この地球を壊滅させようとしているのか、それとも止めようとしているのかはわからないが、対策班のみんなが大きく関わって行くことになるだろう。どちらにしても、あらざる者と本格的に戦ってから、「実は……」と行くか「我が部下たちを……」と大ボスが出てくる流れになるはずだ。

目的がハッキリした以上、ここからは急展開が期待できる。どうなっていくのか早く次のエピソードを見たい。

あと、話は全然変わるけど、月と一緒に描かれたレインがとにかく綺麗に見えた。「デタリキZ」では、「デタリウム」モードを使うと、自分の好きなようにキャラを配置してポーズを取らせて遊べるし、モデリング性能はかなり高いのではないだろうか。月の背景が手に入ったら、自分でもぜひオリジナルを作ってみたい。

ということで、今回はここまで。また次回お会いしましょう。

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