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【このファン】第6章「このトロールロードの城に侵入を!」ストーリー紹介、あらすじ・考察【このすば】

公開:2020年03月30日(最終更新:2020年11月20日)

みなさん、こんばんは、アプリビレッジのもりすかだ。

前回のこのファンは王都主催のコンテストで優勝すれば莫大な賞金が手に入るとわかって、再びアクセルハーツと手を組んで、地区予選を勝ち抜く話だった。今回のこのファンメインストーリー第6章は、最終選考を突破したところに現れた変態紳士ダニエルに攫われたリアとアクアを救出する話になるのだろう。

どんな話になるのか、早速見ていこう!

このファンメインストーリー このトロールロードの城に侵入を!①

最終選考後、アクアとリアがダニエルに攫われて、3日が経過していた。狭い部屋ではあるが、豪華な部屋でダニエルも紳士そのもの、決してひどい様子に遭っているようには見えない。

しかし自由がない状況にアクアは不満を募らせていた。そこにダニエルがやってくる。丁寧な物腰で現状をアクアたちに伝える。なにやら儀式の準備が終わるまではこの部屋から出すことができないようだ。二人はカズマたちの救出を心から願っていた。

その頃、カズマたちは――

水の都「アルカンレティア」でのんびりと温泉に浸かっていた。探そうにも居場所が分からず、半ば諦めた様子のカズマ。アクアたちの心配をしながらも、めぐみんたちも温泉を満喫している。そんなところに居場所がわかったと情報を持ってきてくれたのはメリッサだった。

情報量でまた借金が増えてしまうが、背に腹はかえられない。それにリアを奪還してコンテストで優勝すれば、一発逆転もある。実力者であるメリッサの協力を仰ぐために、見つけた財宝はすべて渡すという条件だし、仲間にすることができた。

どうしても一緒にいくと言って聞かないエーリカとシエロを連れて、カズマたちはアクアとリアの奪還へと向かう。

このファンメインストーリー このトロールロードの城に侵入を!②

鍵がかけられた強固な扉をリアは叩き続ける。自分のせいで本戦に出場できなくなったら、エーリカたちに申し訳が立たないとリアは辛そうな顔を見せた。思ったよりも熱い性格のリアに興味持ったアクアは、踊り子になった理由を尋ねる。

リアは大した話じゃないと前置きをした上で、ゆっくりと話し出す。リアにはここ2年くらい記憶しかなく、アクセル近郊の草原で目を覚ましたところで、場所も自分のことも全くわからない状態だった。

持っていたのは、ぬいぐるみと鍵版型の魔導具だけ。曲を聴くと体が勝手に動きだしたことから、歌と踊りが好きだったという曖昧な記憶もあった。リアという名前もエーリカたちと一緒に踊り子になったときに自分でつけた芸名。いつまで経っても記憶が戻らない自分に嫌気を感じていた。

メチャクチャな言葉のアクアの励ましだったが、リアは少しだけ元気になった様子を見せる。そんな顔を見ていて、アクアはそこはかとなく見覚えがあるような気がした。

数日後。カズマたちはようやくダニエルの城に到着する……

このファンメインストーリー このトロールロードの城に侵入を!③

ついにダニエルの居城へと辿り着いたカズマたちは、アクアたちの居場所を探っていた。大きな城で探すのは一苦労しそうだ。

その頃、重々しい空気が流れる部屋では、祭壇が妖しい光を放っていた。ダニエルとチャーリーは古代魔導具が封印されている祭壇の前にいる。

とある方から手に入れた古文書を頼りに長い年月をかけ、ついに発見した封印の祭壇。この封印を解くためには儀式を行い、踊り子たちに踊らせる必要がある。だが、踊り子達に踊ってもらったが結果は全て失敗。何度も儀式を行っているうちにダニエルは封印を解くことよりも、踊り子達に夢中になってしまっていた。

古文書には「女神の如き舞を披露せし者、青き衣をまといて封印の地に降り立つべし」とある。リアが青い衣を着ているので、古文書にある踊り子と考えたようだ。ダニエルはそこまでチャーリーに話すと、リアを連れてくるように命じる。

言われるがままチャーリーはリアたちを捕えている部屋に向かう。その途中でばったりとシエロと遭遇した。どうして、シエロがここにいるのかわからず、夢だと思いチャーリーはシエロに襲いかかる。

そして、触れられてシエロのパンチが火を噴き、見事にヒットする。殴られたことでチャーリーは本物のシエロだと認識。カズマたちが侵入していたことにようやく気がついたようだ。トロールになってチャーリーが襲いかかってくる。

このファンメインストーリー このトロールロードの城に侵入を!④

カズマたちはチャーリーを撃退し、情報を得たアクアたちが囚われているという部屋の前に来ていた。鍵がかかっていたがダクネスの怪力でそれを打ち破る。部屋に入ってみるとカズマたちの表情が歪む。そこはあまりの異臭を放つ場所で、家具も荒らされ、至る所にゴミが散らかっていた。あまりにもひどい有様。

ダニエルたちの卑劣な行為に怒りを覚えたところで、エーリカとシエロは別の見解を口にする。そんな声を耳にしたのか、重ねられたゴミの下から見覚えのある顔がひょっこりと出てきた。髪にはゴミがついており、異臭を放っているがアクアだ。そして、そのそばからは何食わぬ顔でリアが顔を見せる。

部屋をこれだけ汚したのはリア。これでもアクアがいることでかなり気を使っていたらしい。その言葉を裏付けるようにエーリカとシエロも普段はもっと汚いし、虫が姿を見せて、キノコが生え始めると付け加える。こんな汚い場所からさっさと立ち去ろうとするが、メリッサがまだお宝が見つかってないと言い出す。

ダニエルに見つかる前に城から逃げ出したかったが、メリッサとはそういう約束。仕方ないとカズマたちはメリッサの宝探知スキルを頼りにお宝へと向かう。

このファンメインストーリー このトロールロードの城に侵入を!⑤

いつまでも戻ってこないチャーリーにしびれを切らしたダニエルは、アクアとリアを閉じ込めていた監禁部屋にきていた。部屋の様子を見て逃げられたことを知り、怒りを露にしていると、チャーリーもやってくる。逃がしはしないとダニエルは城に放送を流すことにした。

その頃、カズマたちは王座でメリッサが悪い笑みを浮かべて、調度品等を物色している。

金目のものを袋に詰めて、ようやく脱出というところで、城内の各所に設置されたスピーカーからノイズ混じりの音声が流れる。「大事なぬいぐるみは預かりました」とリアに向けての言葉だ。王座の裏の隠し扉から祭壇の間へ来るようにとの指示。リアにとっては自分を慰めてくれた友だちで「コン次郎」と名前をつけて大事にしているもの。

誰もが止める中で、リアは指示に従い玉座の裏から祭壇の間へと向かう。放っておけないとみんなもそれに続く。

祭壇の間に辿り着くと、ダニエルが待っていた。ぬいぐるみを返せと言うが、実はウソだったようでこの場にはないと白状する。リアだけでなく、エーリカとシエロがいることに喜ぶダニエル。力尽くで踊らせると言ってトロールロードに変身しようとするが、エーリカに可愛くないと言われて、慌てて元の姿に戻った。

どうやら可愛いと言われたいタイプらしく、カズマにうまく誘導されてしまう。可愛くないのはイヤだと変身せずに戦ってくれることになった。人間の姿のままなら勝機はありだと、カズマたちはダニエルと戦いを始める。

このファンメインストーリー このトロールロードの城に侵入を!⑥

追い込まれてしまったところで、ダニエルがトロールロードに変身しようとする。そうはさせないとめぐみんの必殺爆裂魔法が放たれる。変身する力を失い倒れそうになるダニエル。ファンとしての最後の願いで、リアたちの踊りを見せてもらおうと頼んできた。しかし――

ハッキリと拒否する。そして、リアに嫌われてしまったことで、ダニエルはこの世の終わりだと叫ぶ。哀しそうに泣いているダニエルをアクアはプークスクスと侮蔑したように笑う。

おまけに花鳥風月の水芸まで始めて、踊り出すアクア。かなりひどい行動だ。そして、起こる悲劇。アクアが何かすると大体悪いことが起きるのがお約束。城の上に暗雲が立ちこめ、祭壇の窓から生暖かい風が吹き込んできた。

カズマは伝承の言葉を思い出す。「女神の如き舞を披露せし者、青き衣をまといて封印の地に降り立つべし」これはアクアのことを言っているのではないだろうか。

そして、服の色も青……もう間違いなかった。全ての条件を満たし、祭壇に雷が落ちると眩い稲光の中から何かが姿を現す。

アクアのせいで古代兵器の封印が解かれ「トールハンマー」はダニエルの手に落ちた。今なら世界も手に入れられそうだとダニエルは高らかに笑う。勝利目前で力を取り戻し、戦いは混迷に陥っていく。

次のエピソードへ続く >>

第6章「このトロールロードの城に侵入を!」の感想

伝承を聞いた段階でアクアの姿がすぐに思いついたこのファンメインストーリー第6章。いつも通りのお約束でアクアが余計なコトをして、状況を悪化させた見事なコンボだった。もっともっと状況を悪化させて、ストーリーを盛り上げて欲しいところだ。

それにしてもリアのヒロイン感は半端ない。伏線は記憶喪失へと繋がっていき、謎の魔導具は確実にカズマやミツルギと同じ、異世界漂流者の証だろう。キーボードが今後どんな働きをするのか楽しみで仕方ない。メグミンは爆裂魔法だけの頭のおかしいロリッ子、ダクネスは変態発言ばかりするドMクルセイダー、原作でもその通りなんだけど、扱いが雑な気がする。一応、彼女たちもヒロインだからね。このままリア一強で物語が進んでいくのか。今後に期待だ。それではまた次回!

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