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【このファン】第2章「この癖のある踊り子達で商売を!」ストーリー紹介、あらすじ・考察【このすば】

公開:2020年03月26日(最終更新:2020年11月20日)

みなさん、こんにちは、アプリビレッジのもりすかだ。

今回はこのファンのメインストーリー第2章「この癖のある踊り子達で商売を!」を紹介していこう。前回はこのすばの世界観を紹介しながら、三人の少女と出会いカズマがアイドルプロデューサーに目覚める話だった。

今回からいよいよカズマが動き出し、リア、シエロ、エーリカたちをアイドルにすべく画策していく。そこには善意などでなく、カズマ自身の借金を返済するというゲスな考えだと言うことも忘れてはいけない。純粋?な彼女たちをどのようにアイドルとして育てていくのか、早速見ていこう。

このファンメインストーリー この癖のある踊り子達で商売を!①

カズマは鍛冶屋の店主に頼み込み、店の一画を使い何かを作っていた。

カズマが作っていたのはアイドルたちのライブには欠かせない光る棒「サイリウム」だが、異世界でそんなものが使われているわけもなく、その価値を知るものはいない。だが、カズマは現代日本で得た知識からどんなものが売れるのかを知っていた。

名前の入ったタオルやはっぴなどの制作や「握手券」など、アイドルたちを使った商品を次から次へと作り出していく。リア、シエロ、エーリカたちをアイドルにして、自分がプロデューサーとして大金を稼ぐことをしっかりと見据えた戦略だ。ある程度試作品ができたところで、カズマは三人の元へと向かう。

しかし、リアが寝坊しているらしくシエロとエーリカしかいない。3人まとめて話をしたいカズマは2人を連れてリアを起こしに行くことにする。

呼びかけても返事がないので、勝手に上がり込む。そこで見たものは――とてつもなく散らかった部屋だった。地獄図のような環境で暢気に寝ているリアを見つけて無理やりおこす。

散らかった部屋を見られても全く恥ずかしがらないリアを横目に、カズマはここへ来た本来の目的を話そうとする。しかし、飲み物が腐っていたり、ありが部屋を徘徊していたりと、話が全く進まない。数時間かけて部屋の中をなんとか片づけた。

そして、落ち着いたところでカズマはようやく自分が3人のプロデューサーになりたいと告げる。しかし、聞き覚えの無い言葉に3人は首を傾げるばかり。

カズマは決め顔を見せて、「俺がお前たちを――この世界一の踊り子ユニットにしてやる!」と断言した。

このファンメインストーリー この癖のある踊り子達で商売を!②

プロデューサーという聞き慣れない言葉の前にリアたちは返事に困ってしまう。彼女たちにはそれぞれが叶えたい夢というものがあった。

リアは3人でもっとステージに立って、色んな歌を歌いたい。
エーリカは世界中に自分の可愛さを知らしめて、離れ離れになった両親を探したい。
シエロは男性恐怖症を克服して、もっと素敵な女の子になりたい。

それぞれの思いを聞き、今のままでは到底不可能だと厳しい言葉を投げる。

可愛いだけで成功していけるほど甘くなく、プロデューサーである自分の力を使って、原石を磨くことで輝き出すと、なんかわかるようなわからないような話で、3人を説得した。そして、最初の仕事として色んな街を回るツアーを提案する。カズマの熱い言葉に心打たれた3人は、言われるがままにカズマをプロデューサーとして認めた。

このファンメインストーリー この癖のある踊り子達で商売を!③

リア、エーリカ、シエロの3人からなるアイドルグループ「アクセルハーツ」はアクセルを出て、紅魔の里にツアーでやってきていた。リハーサルを行い、アクセスハーツの動きをめぐみんやあるえたちに見てもらうが、何かが足りないと言われてしまう。そして、その足りないモノは――

紅魔族にしかわからない謎の感性ではあったが、公演場所や客層にあわせて演出を変えた方が納得したカズマはかっこよさについてアドバイスを受ける。

厨二病全開の紅魔族からかっこいいアピールを教わり、公演は大成功で幕を閉じる。めぐみんの家で一悶着あり、シエロの男性恐怖症がグッズ販売に影響を出さないか心配しながら、カズマたち一行は次の街へと向かうのだった。

このファンメインストーリー この癖のある踊り子達で商売を!④

次にカズマたちがやってきたのは、水と温泉の「アルカンレティア」だ。一緒に来てくれたのはダクネス。めぐみんたちはこの街に来ることを嫌がり、アクアに関しては面倒なことになるのでわざとおいてきた。それもそのはず、この街には至る所にアクシズ教徒がおり、何かにつけてアクシズ教への勧誘を行ってくる。しかも、その方法がかなりえげつない。

エリス教とである、ダクネスは勧誘こそされないが、かなりキツメの罵倒をされてしまう。それがドMには嬉しいらしく自ら志願してやってきた。変態的な性癖を持つダクネスに翻弄されながらも無事に公演も終了。

残すところは物販だけとなったが、ここでも激しい勧誘にあってしまう。それを巧みにかわしながら、いよいよ問題の握手会になる。シエロは相変わらず強烈なパンチを放ってしまう。苦肉の策として次回からは手袋を50枚つけて握手をすることになった。

このファンメインストーリー この癖のある踊り子達で商売を!⑤

カズマたちはツアーの集大成として、王都へやってきていた。ここでは2日間の公演を行う。売って売って売りまくって派手に稼ごうとカズマは気合いを入れている。

エーリカの見事な話術で物販は非常に好評なまま、売り上げを確実に伸ばしていた。すでに握手券も2日分が完売している。リアとシエロは営業こそうまくできなかったが、その分は踊り子として最高のパフォーマンスで公演に望むと誓う。

みんながやる気に満ちており、この調子ならグッズ開発にお金をかけた分はすぐに回収できそうだとカズマはほくそ笑む。公演も無事に終わり、1日目の握手会が始まった。

50枚の手袋を使い、シエロもなんとか手を出すことなく握手会も順調に進んでいた。しかし、1人のファンが手袋をつけたままの握手では納得いかないと騒ぎ出す。

無理やりに素肌での握手を求めらてしまい、シエラはまた手を出してしまう。大問題になるかと思われたが、彼も変態なようでシエロに殴られたことで、喜びを感じいた。こいつもドMかと呆れてしまいそうなったところで、その体の色がだんだんと変化していく。

モンスターとなって暴れだし、いい感じだった公演が潰されてしまった。公演を台無しにされた恨みと3人にはモンスターの退治に挑む。

このファンメインストーリー この癖のある踊り子達で商売を!⑥

数日後、モンスターを無事に退治したカズマたちは、王都での公演を終えてアクセルの街の酒場にいた。美味しくシュワシュワを飲んでいるとめぐみんたちが憐れむような目を向けてくる。握手会で大暴れしたトロールによって、王都の劇場はあえなく崩壊し、興業責任者として多額の賠償金を求められる結果になっていた。

売り損なったグッズなどもあり、儲けどころか――

借金を返すつもりが、逆に借金を背負うことになり、ぶち切れ状態のカズマ。そんなカズマに一人の老人が話しかけてくる。話を聞くとなにやら彼はこのアクセスの劇場で支配人をしている人で、王都でのアクセルハーツのショーを見て、興味を持ってくれたようだ。認められたことに喜び、リアたちは老人と正式に契約書を交わすことに決める。

なんとか、彼女たちとの支配人の間に入って、仲介料をもらい続ける方法を考えているとダストが話しかけてくる。王都を壊した話から、馬車を壊した話になっていき、リアたちに全てがバレてしまう。和気あいあいとした雰囲気は一瞬にして修羅場へと向かっていく。

事情もバレて、借金は5億7000万エリスに膨れていた。状況は悪くなっていくばかり。カズマは無事に借金を返すことができるのだろうか。

次のエピソードへ続く >>

この癖のある踊り子達で商売を!の感想

このすばらしい落ちとなった第2章。あっと言う間にツアーも終了。そして借金は膨らむばかりと非常に面白い展開になっている。しかも、ゲスなプロデューサーとしてやってきたことも全てリアたちにバレてしまう始末で、今後どうなるのか非常に期待してしまう。

ただね、アクアたちの活躍があまりにも少なく、ストーリーを読んでいるとプリンセスコネクトをやっているような気分になってくる。カズマが出てくるのでギリギリこのすば感は残っているが、リアたちが活躍すればするほど、別の物語に思えてくる。もっとうまくアクアたちを活躍させて欲しいところだ。次の章では一体どんな話になるのか期待して待とう。それではまた次回のストーリーでお会いしましょう!

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