班長の影ながらの努力がみんなに明るみになっていく。ハーブティーに隠された秘密とは！？

皆さん、こんにちは。アプリビレッジのもりすかだ。
いつも読んでくれてありがとう。

前回のデタリキZは、一日中ジャマーが出現して、睡眠不足に陥る話だった。気がつけばいなくなっていた班長。レインが神妙な顔を語る。班長の身に一体何が起きたのか、早速見ていこう。

「ハーブティーとお見舞い」第1話

みんなが眠気を我慢していた頃、班長もふらふらとしていた。だが、それは眠気からではなく、高熱によるもの。班長の様子がおかしいことに気づいたレインはすぐに救護室へ連れていく。どうやら重なる疲労が原因で熱が出てしまったようだ。

自分たちも相当に疲れているはずなのに、班長が倒れたことを聞き、我が身そっちのけで心配するメンバーたち。そんな様子を慮った料理班の二人。ここぞとばかりにとっておきのハーブティを配っていく。

それは誰もが満足するとてもおいしいハーブティーで、みんなの顔が明るくなった。「気が利くなぁ」とみんなが二人を褒めると、実は班長が人気店からやっとの思いで購入してきてくれたものだと教えてくれる。

色々と気を使ってくれている班長を下着泥棒扱いしていたことに、七海は深い罪悪感を覚えた。

班長はしばらく療養のため休みとなり、激務が続いていた「クッキーマシュマロ」も1日の臨時休暇が与えられる。

「ハーブティーとお見舞い」第2話

休みをもらったメンバーは、さっそく班長のお見舞いにやってきた。

陽菜と美月は自分たちが作ったクッキー。七海はなんとなく元気が出ると言う理由で猫のぬいぐるみ。風香は思い出の本をそれぞれお見舞いとして持ってきた。受け取ってくれた班長に陽菜はハーブティーのお礼を付け加えようとしたが、それは口止めされていたことを思い出す。

なんでも料理班の二人に、恥ずかしいからみんなには絶対に言わないでくれと頼んでいたらしい。だから、なんとかお礼を言うのを堪え、そそくさと病室を後にした。

自分たちの知らないところで、いろいろと班長が頑張っていることを知った陽菜。自分ももっと班長の役に立てるように決心する。そして、それは他のメンバーたちも同様で、班長に何かしてあげたいと考えるのだった。

「ハーブティーとお見舞い」第3話

なんだか妙なテンションのレイン。「クッキーマシュマロ」が休暇をもらっているため、「ペンギン組」だけで今晩五回も出動が要請されていた。みんなの疲れと眠気でナチュラルハイに達している。

狂乱のような状況になってきたメンバーを見て、任せてくれと気軽に引き受けたことを深く後悔するアイだった。

「ハーブティーとお見舞い」の感想

次のストーリーへの伏線がたくさんつまった今回。ストーリーに進展はまったくなく、ただみんなで班長を心配するだけの話だった。これがどんな伏線になって次回の話を彩ってくれるのか楽しみだ。

それはそうと、「クッキーマシュマロ」が頑張っているとき、裏で「ペンギン組」も頑張っていると勝手に思っていたが、今回の話を読むに違うような気がした。もしも、一緒に頑張っていたら、あれだけクッキーマシュマロが眠いと言っている状況だ。ペンギン組のみんなも眠いはずだ。だが、そんな様子は見えなかった。

つまり、クッキーマシュマロとペンギン組はシフト制のような形で、別々の任務に当たっていることになる。連続して働かせて、まとめて休ませるとか、結構ブラックな職場だ。今度はきっとペンギン組のみんなが倒れるに違いない。早いところ新しいチームの結成してくれることを祈ろう。そんなわけで、また次回！

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