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ブラックレインが仕込んでいた罠がいよいよ対策班に牙を剥く。一体誰が悪に堕ちてしまうのだろうか?

公開:2020年06月13日 (最終更新:2020年12月05日)

皆さん、こんにちは。アプリビレッジのもりすかだ。
いつも読んでくれてありがとう。

前回のデタリキZは、今後対策とスカーレット華団のメンバー紹介が行われた。足りないエナジーを集めるため、動き出そうとしているシリ・ガルとブラックレイン。まずはどちらが先手を取るのか、早速見ていこう。

「埋伏の毒」第1話

班長とクッキーマシュマロはジャマー対策に来ていた。

たった数匹のジャマー、最近ではO・ジャマーと含めた複数戦も当たり前になっていたので、どこか味気ない。サクッと排除する。

そこはとなく罠ぽさを感じてしまう。

いきなり姿を見せたブラックレイン。

どうやらクッキーマシュマロをここにおびき寄せるために、数匹のジャマーを出現させたようだ。狙いは対策班の宿舎。だが、今はペンギン組が守りを固めている。好き勝手にはできないはずだ。

しかし、その事を聞いてもブラックレインの笑みは消えない。

「埋伏の毒」第2話

その頃、対策班本部にはジャマーが押しかけていた。だが、こちらもO・ジャマーで鍛えられたペンギン組、そう簡単には負けるはずもない。

ジャマーを倒して安心していると、変な装置が落ちていることに気がつく。そしていきなり――

みんなが頭を抑えて蹲ってしまう。近くで見ていた小夜と美香の叫びが辺りに木霊する。

ブラックレインの様子から、対策本部で何か起こっているのは間違いない。

レインの身体を借りて対策本部を自由に歩けて、何も仕込みをしていないはずがなかった。しかも、ペンギン組はレインの意見を反映させて選抜されている。自分が洗脳しやすい人選を選んだということだ。

言うだけ言うとブラックレインは姿を消した。

デタリングに何か仕込みがされていたらしく、ペンギン組はブラックレインの声に操られそうになっている。フラフラをする頭にはブラックレインの声が響く。

意識を手放したら大変なことになる。ペンギン組のみんなは必死に抵抗を続けるが、だんだんとブラックレインの声が強く作用してくるようになっていく。近くで見ていて小夜、美香、エレナ、ミオは自分たちに出来る事はないか模索し始める。

「埋伏の毒」第3話

アイは自分の状況をよく理解していた。このままではいけないと、ペンギン組に声をかけて、自分が持っているデタスティックを小夜、美香、エレナ、ミオたちに投げて渡すように指示する。

それを泣きながら受け取るみんな。そして、ペンギン組はブラックレインの声に導かれるままに去っていく。

小夜たちは、必ずペンギン組を助けると誓って、託されたデタスティックを握り締めた。

「埋伏の毒」の感想

先手を打ってきたのはブラックレイン。ペンギン組がブラックペンギンになってしまった。変わりに小夜、美香、エレナ、ミオたちが新しいチームを組んでこれから対策班で活躍していくことになる。登場当初から小夜と美香にただならぬ期待をしていた自分としては嬉しいんだけど、こういう形でメンバーに加わるとちょっと微妙な気持ちになってしまう。

というか、なんだかペンギン組が不憫で仕方ない。頑張ってもダメな落ちこぼれで、やっと実力が認められて戦場に出られたら、O・ジャマーにやられて、スカーレット華団にバカにされ、それを乗り越えたら今度は洗脳って……

ペンギン組が幸せになれる日は来るのだろうか。いや、ここから悪の組織メンバーとして活躍していくに違いない。ますます盛り上がっていくデタリキZ、また次回お会いしましょう!

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