明らかになるスカーレット華団のメンバー。シリ・ガルの指示で動いてたという彼女たちの素顔とは?
公開:2020年06月12日 (最終更新:2020年12月05日)
皆さん、こんにちは。アプリビレッジのもりすかだ。
いつも読んでくれてありがとう。
前回のデタリキZは、レインが悪者だったまさかの展開に度肝を抜かれる話だった。空からパンツと一緒に女の子が降ってくると言うふざけた部分も伏線にしてしまったのが素晴らしい。
今回はタイトルだけを見れば、進展はなく、これまでのまとめのような話になるのだろう。それとも何か新しい情報が出てくるのか、早速見ていこう。
「状況整理」第1話
「あらざる者」改め、「シリ・ガル」は拠点でヴァルハラエンドの状況を確認していた。現状はデタリキによって問題なく封印されている。簡単に解除出来るものではなく、当面は現状維持できるだろう。だが、それはあくまでも一時しのぎ。対策班と連携を取りつつ、完全破壊するしかない。
その頃、ブラックレインも状況を確認していた。確かに封印はしっかりしていたが、すべてはブラックレインの想定範囲内。対策班から奪ったデタリキのエナジーだけでは足りない。足りない分を補うために動き始める。
そして、対策班ももちろん、みんなで話し合いの場を設けていた。ブラックレインからレインを救出したい気持ちはあるが、現状ではそれは難しい。レインを犠牲にしてでも、ヴァルハラエンドの破壊を優先しなければ、被害はもっと大きくなってしまう。
リーダーたちの決定にメンバーたちは暗い顔を見せる。
理屈ではそうだったとしても、だからと言って簡単にレインを見捨てられるはずもない。助けるためにやれることはやる。それが結論だった。
「状況整理」第2話
同じ頃、班長は「スカーレット華団」のリーダーである「優花」と会っていた。対策班に対して色々と不安にさせることをしてしまったことを謝罪すると共に、優花は目的について語ってくれる。
スカーレット華団はシリ・ガルの指示の元に動く対策チーム。エミットたちが3つのキーワードを元に動いていた。
1つめが「目的」、これはヴァルハラエンドの破壊。
2つめが「推測」、これはレインの正体のことを指す。
そして3つめが「保険」、これがスカーレット華団のことを指している。つまり、O・ジャマーに対してだ。
強力な力を持つO・ジャマーを使えば、より強力なエナジー「デタリキZ」が入手できる。しかし、それはハイリスクハイリターン。強大なO・ジャマーの力が一般人に及ぶ可能性があるので、スカーレット華団を使って被害を最小に留めようとしていた。
優花は「薊(あざみ)牧場」に案内してくれる。ここには「あざみ学園」というものがあり、親を亡くしたり、虐待を受けてきた子どもたちを養護し、学力、道徳、技能を身につけさせている。牧場も子ども達を自然と触れ合わせるためだ。そんな「薊牧場」のオーナーでもあり、理事長が優花だった。
「状況整理」第3話
「薊 優花(あざみ ゆうか)」はスカーレット華団のみんなを呼び出し、順番に紹介してくれた。
「杉浦 咲良(すぎうら さくら)」と「菊田 小梅(きくた こうめ)」二人はシリ・ガルを経由して、スカーレット華団のサポートを行っている。
「三枝 美咲(さえぐさ みさき)」、重機産業、「三枝コンツェルン」の会長の娘。
「樫村 奈緒(かしむら なお)」、甘味処かしむら、樫村製菓の次女。
「菊田 蒼葉(きくた あおば)」、小梅の双子の姉で、実家は呉服専門店KIKUTAブランドを経営している。
丁寧で長い前振りになったが、スカーレット華団も対策班に協力してくれるようなった。ただし、スカーレット華団は独自の行動をし、ヴァルハラエンドの破壊を優先する。
エミットから聞いたレインの救出方法は、彼女の「心に届く声」を届けなければいけない。関係が薄いスカーレット華団では、救出は困難と言うことだ。
レインを救うためにも、この牧場で暮らす子ども達の笑顔を守るためにも、戦うことを決める。
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「状況整理」の感想
今までのあらすじと今後の対策が話し合われた今回の話。なんと言っても、優花がグラサンで登場した場面が印象的だ。こう言ってはなんだが面白かった。思わず声を出して笑ってしまった。スカーレット華団のメンバーは全員がお金持ちという設定なのだろう。対策班とこれからどのような絡みがあるのか楽しみだ。
優花が薊牧場とかいう巨大な牧場を持っているだけなく、その中に学園まであるというとんでもない設定。そこで人材を育成しているので、将来的にはそこから選ばれた新しい仲間が対策班に加わるかもしれない。
それとさりげなく出ていたけど、小夜も美香もミオもエレナも対策班だと言う言葉。みんなを応援する意味かと思っていたけど、仲間となって戦ってくれるという意味だったのかな? ストーリーに出てきたら、きちんと紹介していこう。
なんだかんだと仲間が急に12人くらい増えて、とんでもないことになってきた対策班。ヴァルハラエンドの復活を阻止することはできるのか、そして、レインを救出することはできるのか。それではまた次回!
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