【MU：アークエンジェル】職業が3つしか選べない手抜きゲームが面白いのか、つまらないのか、冷静に評価してみた。

MU:アークエンジェルは「聖闘士星矢」を思い出させるような特殊な鎧を着て戦う、変態オープンワールドのRPGです。今後、新しい職業を追加していくと話していることから、手抜きの見切り発車なのがわかります。

とりあえず、リリースして資金を回収しながら、より良いゲームにしていこうとしているのでしょうね。制作に時間がかかりすぎて、開発費が厳しくなったんですかね？

と思ったら、たくさんの有名ゲーム配信Youtuberさんたちが、動画を上げていました。広告費にたくさんのお金を使い込んだみたいですね。広告にお金を使うなら、もうひとつくらい職業を追加して欲しかった。

この記事では――

• MU:アークエンジェルの魅力を紹介
• MU:アークエンジェルの口コミとレビューを紹介

MU:アークエンジェルがどれだけ面白いのか、ゲーム廃人である「もりすか」が実際にプレイした感想とみんなのレビューをまとめて、楽しく紹介していきます。それでは本編をどうぞ～♪

MU:アークエンジェルの紹介

MU:アークエンジェルは中国に本部を置く37GAMESが、2021年9月23日にiOS / Android向けにリリースした、職業が3つしかないMMORPGです。

37GAMESと言えば「日替わり内室」や「魔王と100人のお姫様」などの運営でもありますが、『ザ･キング･オブ･ファイターズ』、『メタルスラッグ』、『サムライスピリッツ』、『餓狼伝説』などの有名ゲームを輩出したSNKプレイモアを買収した会社でもあります。

力のある会社が作っただけあって、本作はすでに全世界で5000万ダウンロードを達成。日本でもたくさんのYoutuberが宣伝しており、好調な滑り出しをみせています。

そんなMU:アークエンジェルが、どれだけ面白いのかを早速見ていきましょう。

MU:アークエンジェルは3つの職業でなりたっている

MU:アークエンジェルをプレイして、まず驚くのは職業が3つしかないところです。

職業は「ナイト」「ウィザード」「エルフ」になっており、さらにビックリするのは、性別も「ウィザード」以外は固定になっていますし、顔などの見た目も変えられません。

つまり、職業＆性別＆外見を含めても、4つしか個性がないのです。マジでビビりました。せめて、髪の色や髪型くらい変えさせてもよかったのではないでしょうか。

そんな状況ですので、スタート地点には同じ見た目のキャラで溢れかえっています。この段階でやる気が大きく削がれてしまいました。個性が大事なMMORPGで、これはなかなか致命的。いや、挑戦的というべきでしょうね。

その証拠にオープニングもろくに挟まずに唐突にゲームが始まり、右側にあるクエストジャーナルをタップしないと動き出しません。なかなかスゴい仕様ですよね。

すでにいくつかのオート放置ゲームを経験したことのあるプレイヤーなら、なんとなく進められますが、そうではないプレイヤーはどこへ行くのかわからず、いきなり行き詰まってしまうでしょう。

しかも、クエストジャーナルをタップしても、目的地まで自動で移動してくれるだけで、会話は毎回タップしないと先に進みません。ストーリーに興味のない人には不便ですよね。

でも、戦闘は最初からしっかりとオートで戦ってくれます。えーと、ノベルゲームですか？

チュートリアルを挟まずに、最初から好き勝手に動けるのは、自由度があっていいですね。けれど、職業3つはやっぱりないわー。オートの中途半端感を含め、手抜きにしか思えませんでした。

MU:アークエンジェルは豊富なスキルで個性を出せる

最初はつまらないMU:アークエンジェルですが、スキルが増えていくとキャラの個性を出せるようになります。初期職業で8つ。上級、最上級で、それぞれ9つのスキルが追加されます。しかも、そのうちの1つは、2択で選ぶ形になり、どちらかしか獲得できません。

豊富な種類のスキルがあり、それを自由に組み替えられるのですから、十分に個性が出せますよね。スキルを覚えるためには、スキルに応じた書物を取る必要がありますので、やりこみ要素にもなりそうです。

ポチポチと会話とクエストジャーナルをタップしていると、キャラのレベルも18くらいになり、洞窟で放置狩りをさせられます。レベル20になるまで狩り続けないといけないので、中々の苦行です。

しかも、他のプレイヤーと同じ場所で戦うので、阿鼻叫喚の敵の取り合いになります。古き良き時代のMMORPGを思い出させてくれました。

個性も出せるようになっていくし、抑えるところは抑えてある。出だしの手抜き感がもったいなかったですね。

MU:アークエンジェルのキャラ育成は楽しい

手抜き感の強いMU:アークエンジェルですが、ノベルゲームと言ってもいいほど、NPCキャラの立ち絵が、しっかりと作り込まれています。顔も一人一人違うのは当然のこと、衣装まで凝ってますから見事です。

それだけの技術があるなら、プレイヤーのキャラメイクも、もう少しどうにかできなかったのでしょうか。こういうところが本作はもったいないんですよね。

最初はお使いクエストばかりですが、レベルが上がっていくと、戦闘がメインになり、さらには洞窟へ探索に出たりします。そこで放置してレベルを上げたり、アイテム集めができたり、ハクスラのような楽しみ方が可能です。

さらに1日に戦える回数が決まっている「BOSS」戦では、倒す時間によって報酬の質や量も変わったり、他のプレイヤーから発掘したものを守る採掘場など、自然と強くなりたくなるコンテンツもたくさんあります。

やっぱり報酬はたくさんもらいたいですからね。

MU:アークエンジェルは手抜きだと誤解されやすいですがレベル上げのコンテンツ、チャレンジコンテンツときちんと分かれており、テンポ良く育成ができるようになっています。

気づいたら強くなっていたではなく、自分で育てた感がしっかりありますので、プレイヤーの満足度は高そうです。興味が出たら、ぜひしばらく遊んでみてください。

やっているうちに、だんだん楽しくなっていきますよ！

MU:アークエンジェルの良い口コミ

高評価のレビューで良いと評判になっている点をpickup。

• 豊富なスキルから好きな組み合わせで戦える
• 転職が2段階もあり、育てる楽しみがある
• レベル制限があるおかげで、ワールドチャットが落ち着いている
• タップしないと先に進まないので、キャラに愛着が湧く

わかりやすいシステムと見やすいUIで高評価がたくさん入っていました。確かに最初はクエストくらいしかやることがないのに、レベルが上がるとだんだんと増えて、やりこみ要素が多くなっていきます。

段階的に強くなっていくので、育てやすく遊びやすいですね。

MU:アークエンジェルの悪い口コミ

低評価のレビューでよくあがっている不満点・改善点をpickup。

• 敵の動きが少なく戦闘に全く迫力がない。銅像と戦っている気分
• 全員の服が光りすぎて気持ち悪い
• ウィザードがガンガン殴って敵を倒す
• サーバーが重いのか遅延がひどい

カメラアングルも変えられませんし、完全見下ろし型になっていますので、敵の動きはあまり感じられません。迫力に欠けるというのは納得です。

ゲームにならないほどサーバーが重いのは論外ですが、普通ならそれほど問題にはなりにくいのです。でも、本作の場合、時間制限のありのボスキャラなどの討伐にも影響し、報酬が減ってしまいます。これはすぐに改善して欲しいところでしょうね。

あと、ウィザードが殴りすぎ問題も切実です。もう、魔法使いなのか、戦士なのかよくわからないほど、接近して戦います。ソロがメインとは言え、もうちょっと戦闘デザインをして欲しいところですね。

MU:アークエンジェルが面白いのか、つまらないのか、まとめ

MU:アークエンジェルのレビュー＆口コミはいかがだったでしょうか？

MU:アークエンジェルの特徴をまとめると――

• 職業は3つしかないけど、上位職への転職が2回できる
• 最初はクソつまんないけど、遊んでいるうちに面白くなっていく
• 移動が便利で狩り場に直行できる
• パーティプレイは少なくソロがメイン

画像では伝わりにくいので、紹介はしませんでしたが、武器や鎧がめっちゃ煌びやかに輝いています。でも、決してキレイではなく、波のように蠢いていて、なにかの呪いのようで、正直気持ち悪いです。

どんなセンスでこんな鎧を作ったんでしょうね。これは聖闘士星矢ファンも遺憾の意を唱えてしまいそうです。

色々と突っ込みどころの多いスマホアプリMU:アークエンジェルでしたが、気づいてみれば、しっかりとキャラ育成にハマっておりました。これは嬉しい誤算ですね。

遊び始めてすぐは、広告にお金をかけた集金目的の手抜きゲーム感満載でしたが、スキルの豊富さから、あえて職業を減らしたようにも思えてきます。遊んでみるとわかるその面白さです。

興味がある人は、今すぐにダウンロードして遊んでみてください。RPGが好きな人ならきっとハマるはずですよ！

本ページにて使用されている画像はすべて『37GAMES ENTERTAINMENT』に帰属。

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