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陽菜と七海のプライベート空間にお邪魔して、隠された裏の顔を覗いていくストーリー。一体どんな本性が隠れているのか、要チェックだ。

公開:2019年11月22日 (最終更新:2020年12月03日)

皆さん、こんにちは。もりすかだ
いつも読んでくれてありがとう。

前回はなんでも一人でやろうとする陽菜とみんなでサポートしようとする七海のすれ違いが描かれた話だった。いい感じで終わっただけに、今回どんな話になるのか全く想像ができない。前置きを長くするのもあれなので、早速見ていこう。

「陽菜と七海」第1話

宇宙人であるレインは、クッキーやマシュマロを知らないように地球のことにあまり詳しくない。今日は陽菜にこの異形生物対策班の施設について説明を受けていた。日夜ジャマー対策を行うため、銀河守備隊「ガル」から情報を提供してもらうだけでなく、対策班以外にも処理班や運営班など影ながらのサポートしてくれている人たちがいる。そんな話をレインは素直に頷きながら聞いていた。

現状の地球は太陽系ですら未開拓な場所が多く、誇れるような技術力は持ち合わせていない。そこで「ガル」などの他生命体の方々と友好関係を結び、文明の交流をしながら、科学の提供をしてもらっている。あらかた説明を聞き終わると、レインは訓練場にみんなを連れて行く。

そこでは何人かの人たちが訓練を行っているおり、人員はレインの意見を参考に選抜されたらしい。どうやらレインはここにいるメンバーを中心に新しいチームを作ろうとしているようだ。訓練の様子を見ていると、一人の女性が話しかけてきた。

城戸 アイ(しろと あい)

右、坂下 カエデ(さかした かえで)。左、戸田ルイ(とだるい)

高岡 ルカ(たかおか るか)

ここでの訓練を終えたら、そのうち現場で一緒になるからとレインは次々に紹介していく。みんないい人で陽菜も笑顔で挨拶を交わしていた。

宿舎に戻るとレインが神妙な顔で話しかけてきた。チーム1「クッキーマシュマロ」の人たちとコミュニケーションを取りたいから、一緒に回って欲しいと頼まれる。特に断る理由もなく、班長は二つ返事で承諾した。

「陽菜と七海」第2話

レインが最初に向かったのは陽菜の部屋。急に入ったらまずいと班長は注意を促すが、文化の違いからか、そんなことを気にすることなくも、レインはノックだけしてドアを豪快に開けた。

至福の表情で口の中いっぱいにスイーツを頬張っていた陽菜。班長たちが来たことに気がつくと、顔を真っ赤にしてモガモガと非難してくる。大好きなスイーツを楽しんでいた時間を邪魔されただけに、陽菜の怒りは大きいモノだったが、事情を話すと理解してくれた。

話題はスイーツについて。レインはスイーツのおいしい物をあまり食べたことがなく、スイーツ好きな陽菜に興味の眼差しを向ける。ガルでは多種多様の種族に対応するためにカロリーも糖質も控えめでおいしくないらしい。甘い物が大好きな陽菜は、その話を聞いて異常なほどに同情してしまう。

今度チームのみんなと一緒に甘い物を食べに行こうと女子らしい盛り上がりを見せた。

「陽菜と七海」第3話

陽菜の部屋の訪問が終わり、次は七海の部屋へ。

ノックをし、「待って」と言われているのに、勝手に開けるレイン。部屋の至る所に可愛らしいぬいぐるみが並ぶ。見られた七海は顔を真っ赤にして「見るなぁ~」と叫ぶ。いい歳してぬいぐるみを集めていることが、本人的にかなり恥ずかしいようだ。見られたことを誤魔化すように七海はぶつぶつと言い訳を繰り返す。

そんな七海の気持ちなんて汲むことなく、興味津々にぬいぐるみをレインは見て回る。その中の一つにレインは目を大きく見開く。

レインの星にはカワイイ動物と言うモノが根本的に欠如していて、ジャマーとか変な生物ばかりだった。パンダの愛らしい表情に目を細めて微笑む。そんなレインを見て、七海は地球に来た記念にとあっさりとプレゼントした。もらえたことがよほど嬉しかったのか、レインは満面の笑みを浮かべる。

口が悪いのでがさつなイメージを持たれやすい七海だが、意外に面倒見が良く、カワイイ物が好きとか意外な趣味を持っている。だけど、本人もかなり気にしているらしく、部屋を立ち去ろうとすると、ぬいぐるみが趣味だと言うことを絶対に漏らさないようにとキツく口止めされた。

「陽菜と七海」の感想

陽菜が甘い物好きなのはなんとなく想像ができたが、男っぽい口調の七海がぬいぐるみ好きとか、ギャップがスゴイ。まさにギャップ萌え。

前回もそうだったけど、自分の中で七海の評価がどんどん上がっている。やっぱ、いい歳して金髪ツインテールは爆発力が違う。この調子で可愛いところと、かっこいいところが奇跡のバランスで保っていって欲しいところだ。

今回の話はジャマーがでてくることもなく、ストーリー的には全く進まなかった。だけど、キャラの普段見せない面を見られるので満足だった。次回もおそらく残りの二人の紹介になっていくのだろう。どんなギャップを持っているのか、今から楽しみだ。それではまた次回!

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