【ソードアート・オンライン・アリシゼーション・ブレイディング】ラノベ・アニメと大人気のタイトルがいよいよスマホにも登場!
公開:2019年11月20日 (最終更新:2020年02月22日)
「ソードアート・オンライン・アリシゼーション・ブレイディング」は2019年11月20日より「BANDAI NAMCO Entertainment Inc」からリリースされた3Dと2Dをうまく融合させた新しい感覚で遊べるRPGだ。
今回、BANDAI NAMCOはパブリッシャーという形で実際の開発を行ったのは、「アナザーエデン」や「消滅都市アフターロスト」などを手がけた「Wright Flyer Studios」が行っている。アナデンなどが好きだった人はゲーム紹介をする前から推しになることは約束しよう。WFSの良さがもろに出ている作品なので、今までのバンダイナムコが手がけてきた「ソードアート・オンライン」とは多少毛並みが変わっているぞ。
バトルもアクション性はまったくなく、完全にコマンド入力タイプの王道RPGの形だ。キリトになったつもりで動き回りながら戦闘をしたい人には残念な話になるだろう。しかし、コマンドバトルも「心意スキル」を中心に必殺技のようなものもあり、戦略性が非常に高いので面白さを十分に感じられる。敵が強くなればなるだけコマンドでやるべきコトが増えてくるので、作戦通りに敵を倒せた時は爽快感は格別。2Dグラフィックを駆使した新しい「ソードアート・オンライン」を堪能したい人におすすめのゲームだ!
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キリトとユージオがセルカを探しに洞窟に向かうところからスタート
ストーリーは本編の主人公である「キリト」とその親友の「ユージオ」が洞窟の中に「セルカ」を探しに来たところから始まる。割れた氷を見て、誰かが通った跡があるコトに気がついた二人。まだ初期状態のキリトとユージオなので木こりをしていた頃の話になる。当然、剣などろくに振るったことのない二人だが、それでもセルカを助けるために急いで奥へと向かう。
移動はスワイプして行うようになっており、左右とたまにある上下への移動も可能だ。普段の3Dでどこまでも移動できるソードアート・オンラインとは全く違ったどちらかと言えば「アナザーエデン」に近い移動方法になっている。慣れてない人は凄く違和感を感じさせるだろうが、慣れている人にはむしろ動きやすく感じるだろう。賛否両論で一概には評価できない。
ただし、移動シーンとアニメがウソみたいに連動しており、雰囲気は全く壊れないまま戦闘が始まったり、イベントに突入したりと高評価になるポイントは多く感じられる。もう少しキャラの頭身を下げてアニメ版に近いデザインにすればなお良くなった気はするが……それでも決して悪い点数がつくほどでもない。慣れればすぐ気にならなくなるだろう。言われるがまま先へ進むと早速ゴブリンたちと遭遇し戦闘へと発展する。
コマンドバトルでありながら、アニメの様に各キャラが動いて行動していく。スキルなどが違和感なく移動先でそのまま発動させるので非常に格好いい。敵も戦闘場所に合わせて行動してくるので、本当に自分がその場にいて戦いを眺めているような気分にさせてくれるぞ。
本格仕様のコマンドバトルで敵を打ち倒そう
本作のバトルは上部にある「タイムライン」通りに行動が行われていく。一番左に来たキャラのターンとなる。戦いの基本は次に行動する敵モンスターを排除することにあり、徹底して敵の攻撃を潰していけば、ノーダメージで勝利することも可能だ。コマンドは通常攻撃の「ATTACK」「STAY」の他に「SWARD SKILL」が用意されており、キャラによって使えるものが違う。単純な単体攻撃から全体攻撃、仲間の治療まで様々なスキルが発動可能だ。重要なのは回復が使えるキャラなので、リセマラを行う場合には回復が使えるキャラを1つの目安にするといいだろう。
攻撃系のスキルには「ASSAULT」「BREAK」「CHARGE」の3種類があり、ATTACK等を行うコトで「心意」ゲージが溜まっていく。心意ゲージが100%になると、心意スキルを発動でき、次の敵ターンまで行動できる仲間との連係攻撃を行う。心意スキルを使用すれば、敵の行動を遅らせられるのでピンチをチャンスに変えることも可能だ。スキルを選択すれば心意の「増加量予測」も表示されるので、発動までのタイミングをそれとなく知ることも可能だ。特に「CHARGE」は心意ゲージを大きく溜められるのでチャンスがあればどんどん使ってゲージを集めていきたい。
バトルは複雑そうに見えるが、ターン制のコマンドバトルとそれほど大差はない。どこで心意ゲージを溜め、どこで止めを刺すかが重要になる。基本的に心意スキルはかなり強力な攻撃なので、序盤は使用すれば一方的に殴って勝利をつかめるくらいの強さだ。
仲間たちの安全を確保しながら、ゲージを慎重に溜めていけばいい。そのためにもパーティ内の編成が重要になるので、バトルで欲しいスキルを持っているキャラをパーティに加えて戦いやすいパーティを編成しよう。
まとめというか総評
ゲーム自体はアナデンに似ているので、面白くなることは間違いない。しかし、似ている分、特定のキャラが手に入らないと詰んでしまうなどの負の面も引き継いでいる。特に回復手段はスキルに頼るしか方法はないので、いるのといないのでは冒険の手軽さも難易度も全然違ってくるのは容易に想像できるだろう。
そして、一番の問題が最高レアのガチャ排出率が4%と決してスマホゲームの中でも高いとは言えない数値になっている。詰んでしまうまでの何回かのガチャでヒーラーキャラを得ることができなければ、残念ながらやり直した方がいいかもしれない。手持ちにより最初からのプレイは難しいだろうが、どこで詰まったにせよ、いずれクリア出来なくなることは明白だ。この辺りの問題が起きないようにヒーラーキャラが確実に手に入るようにして欲しいところだ。
ここがGOOD
- まるでアナザーエデンのようなゲームシステム
- キャラの動きとバトルが連動していて緊張感が途切れない
- 心意スキルが破格の強さで、有効に使えば戦況を一変させられる
ここがBAD
- キャラの等身が高すぎて何かかっこ悪い
- イラストが中心に描かれているので動きが多少ぎこちない
- 回復スキルを持ったキャラを当てないと中盤で挫折してしまう
- 時間経過で回復するAP制になっているので自由に冒険ができない
ガチャでヒーラーが引けてそれなりに戦力が集まってくれば、戦闘も楽しいし、ストーリーは大人気作品の「ソードアート・オンライン」がベースになっているので今後も期待できる。キャラの排出率でゲームの全てを語ってしまうのは何だかなと言う気持ちはあるが、システムが完璧な分だけ不満がそこに集中してしまうのも仕方ない。
新しい試みもたくさんあり、アナザーエデンのシステムを多く導入した本作、イベントなどもすでに予定されているので、これからのアップデートも頻繁に行われるだろう。これからますます楽しみになっていく。ソードアート・オンラインに興味がない人でも本格コマンドバトルで必ず白熱した戦いを味わえる。おすすめのスマホゲームだ!
本ページにて使用されている画像はすべて『©2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. Developed by WFS』に帰属。
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