【錬神のアストラル】隠しコマンドを使った高速リセマラが熱い! 最高のバトルを楽しめる不朽の名作が誕生した!
公開:2019年11月14日 (最終更新:2020年02月22日)
「錬神のアストラル」は2019年11月14日に「NC Japan K.K.」がiOS / Android向けにリリースした、バトル中にユニットをどんどん合体させて大きくしていくパズル要素を持った新しいタイプの戦闘が楽しめるRPGだ。
「女神異聞録ペルソナ」「ペルソナ2 罪・罰」の脚本を担当した「里見 直(さとみ ただし)」が本作のストーリーを構成している。厨二的なキャラクタたちを含めて、そっち系の匂いがする。逆が多くとても笑えるシナリオではあるが、少々年代が上に向けに作られているので、10代くらいの人たちには受け入れがたいモノがあるかもしれない。30~50代の世代なら間違いなくツボになるゲームだろう。
配置したところでユニットを合体させて、大きくしていくというパズル的な要素が多分に含まれており、RPGと言うよりもパズルRPGと言った方がいいゲーム性だ。かなり斬新なバトルシステムなので、今どきのスマホゲームをたくさん遊んでいる人ほど、評価が高くなる。合体させるたびに戦場も広くなっていき、気持ちも高ぶっていく。派手で動きのある戦闘を楽しみたい人におすすめしたいスマホゲームだ!
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神への信仰を調べるために神自ら地上に降りてきた
プレイヤーの分身となる本作の主人公はなんと神。直接地上に降りられないので、人間の中で神との親和性の高い人物を選び、「ビジョンリンク」で憑依する形でやってくる。それがその章での主人公となり、最初は東京在住の「須佐 竜一郎(すさ りゅういちろう)」だ。驚くことに彼は最高神スサノオの力も持っている。
アクションが変身ポーズのような格好になるので、いちいち厨二臭いが盛り上げる演出としてはかなり優秀だ。ストーリーはしっかりとした世界観があり、キャラが面白く引き立っている。読んでいて飽きないし、思わず笑いが吹き出してしまう。東京タワーが召喚されてロケットになり、発射されるシーンなど、ユーモアが非常に素晴らしい。
これを見て笑うなと言う方が無理だろう。二度見は避けられない大爆笑コースのストーリーを堪能して欲しい。東京、ロンドン、パリと3つの大都市を舞台にした信仰の違いによる争いを垣間見て、地球人が創り出す「信仰エネルギー」を手に入れていくの本作の最大の目的。神が記憶を無くしているとか、至る所に伏線がちりばめられており、ストーリーが色々な方向に転がっていく。世界の終末を神となり見届けていこう!
ユニットをくっつけていくはっちゃけシステムが斬新
本作は怪獣のような姿をした神を率いて戦う「錬神合体バトル」になっている。これだけ言うと普通のRPGのような気がしてしまうが、本作は自分の「アストラルフィールド」内にユニットを放ち、組み合わせることでユニットの性能が上がり、大きさが増していく。2つの施設を繋げて、大きな施設に変えていくパズルゲームをやったことがある人ならどんなバトルなのか大体想像がつくだろう。
毎ターン補充されるAPを使って2体のユニットを喚びだし、フィールドに配置していく。この時、2体のユニットを回して並びを変えたり、配置する場所を変えたりできる。打ち上げ型の「ぷよぷよ」を連想してもらえるとわかりやすい。この時、すでにフィールドに同じ色かつ同じ大きさのユニットがあれば、自動で合体を行い、その姿が一段階大きくなる。大きくなるとステータスも同時に上がっていくので、戦闘が有利になるというわけだ。
APがなくなるまで召喚を行い、次は相手のターンになる。相手も同様にユニットを配置し、戦力を整えていく。ターン開始時に生き残っているユニットがいれば、自動的に目の前にいるユニットを攻撃する。目の前に誰もいなければ、相手のマスターをダイレクトで攻撃し、マスターのHPを削れる。
バトルの勝敗は自分がやられる前に相手マスターのHPをなくならせれば勝ちとなるシステムだ。相手のユニットの前にこちらもユニットを配置しなければ、相手のターンになるたびにガンガン体力が削られていくので、優先的に対処しよう。
最初は狭いフィールドでスタートするが、ユニットが合体していくたびにフィールドが拡大していく。色々な場所に隙がでてくるので、相手が何をしてくるのか先読みして対処することも重要になる。やることと考えることがかなり多く、バトルが非常に面白い。色々なユニットを集めて、最高のデッキを構築していこう。相手はコンピュータだけでなく、オンラインを利用したマルチ対戦も可能だ。かなり盛り上がるのでぜひ遊んでみよう!
ここがGOOD
- パズルを用いた戦闘が新鮮で非常に面白い
- 萌えキャラブームの今、レトロなグラフィックで雰囲気がスゴイ!
- 音楽にも有名人が使っているのでやばいほど格好いい!
ここがBAD
- 対象年齢がやや上なのか古いネタが多い
- 赤ダイヤ、青ダイヤがあって、色々と課金周りが面倒くさい
- ゲームシステムが新しく慣れるまで手こずる人も多い
まとめというか総評
1度でもチュートリアルを終わらせると気づけるようになっているが、本作のタイトルで左上にある「メニュー」から「秘密のコマンド」を選び、コナミの代表作の1つである名作シューティングゲーム「グラディウス」のあのコマンド「↑↑↓↓←→←→BA」を入力すると、チュートリアルをスキップして一気に初回ガチャの所まで辿り着く。データのダウンロードも初回ガチャの後に行うので、かなり手軽に「リセマラ」を行うコトが可能だ。
かなり便利なコマンドではあるが、さすがに30年以上前に発売されたゲームの隠しコマンドを要求してくるのはいかがなものだろうか。今なお有名なコマンドの1つだが、世代によってはかなりハードルが高いものになるに違いない。なんだか、また「グラディウス」をやってみたくなった。
リセマラを何度か行った結果はこちら。
1体は★5確定なので、2体以上は目指したいところだ。結構排出率がいいのか、2体、3体はちらほら出たが、さすがに4体は夢を見すぎだろうか。手軽にリセマラできるので色々と試せるのは嬉しい。ガチャには「PREMIUM」と表示されるユニットも排出される。こちらは霊石の抽出量が3倍になるだけで性能はまったく変わらない。積極的に売り飛ばそう。
新しいシステムで構築されているので、伸びしろはかなりあるが、そこにプレイヤーがついていけるかどうかの問題がある。前述したとおり、少し上の年代をターゲットにしているので、ガッツリゲームをするのは難しいかも知れない。オートや倍速なども搭載されているので、忙しいサラリーマンでも面倒なレベル上げなどは手軽に行える。
好みが大きく分れるが、対戦プレイはかなり面白い。もっとプレイヤーが増えれば神ゲーになるだろう。今後に期待だ。パズルとRPGが融合した本作、興味が出たら今すぐにプレイしてみよう!
本ページにて使用されている画像はすべて『© NC Japan K.K.』に帰属。
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