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【EQemu】macro(マクロ)を使って快適に複数アカウントをプレイしよう!(Project Lazarus編)【エバクエエミュ】

公開:2021年02月02日(最終更新:2021年03月04日)

みなさんこんにちは。
Karnor's Castle(略称KC)でキャンプしてマクロの偉大さを知ったもりすかです。

さて、今回はマクロを使った操作方法を説明していく。1人で1キャラを動かすゲーム設定であるeverquestで、複数のアカウントを作り、全て手動で動かすとなると色々と大変で面倒だ。できないとは言わないが、手間も増えるし、なによりも気持ちが休まらない。忙しいのが好きな人以外は、なんとか自動的に操作できる方法が欲しくなるものだろう。

その理想を叶えてくれるマクロ。自分はメインアカウントを操作するだけで、後の大体のことはコンピュータがいい感じにやってくれるようになる。難しそうに思うかも知れないが、猛者たちが無料でかなり手を加えてくれたので、多少の設定をすればある程度には対応してくれるようになるぞ。

それではさっそくマクロが使えるようになる方法を見ていこう。

MacroQuest2とE3を導入しよう

まずはProject Lazarusの公式wikiにあるマクロダウンロードページにアクセス。少しスクロールさせて、「Download / Installation」の項目を見つけよう。

2箇所の赤線が引いてある部分をそれぞれクリックしてファイル「E3_RoF2_7.zip」と「lazarus_mq2_e3-master.zip」をダウンロードする。ダウンロードしたら共に解凍しておこう。

「lazarus_mq2_e3-master」にある「Macros」のフォルダを「E3_RoF2_7」の「Macros」フォルダにコピーする。60ファイルほど上書きの注意事項が出るが、構わずに上書きしよう。これでマクロを動かす「MacroQuest2 E3」の完成だ。「E3_RoF2_7」はエバクエのフォルダ内に配置する必要がなく、どこにでも配置できる。自分が管理しやすい場所においておこう。

MacroQuest2とE3を実際に使ってみる

「E3_RoF2_7」内にある、「eqbcs2.exe」を実行してから「MacroQuest2.exe」を立ち上げる。順番を間違えるとうまく動いてくれないため、絶対に忘れないようにしよう。「eqbcs2」は画面中央にドドンと表示されるため、わかりやすいが、「MacroQuest2.exe」は立ち上げた後、すぐにタスクに引きこもってしまうので見つけにくい。とはいえ、エバクエの自動起動をしなければいじることは皆無なので、気にしないで大丈夫。

エバクエ起動中に「MacroQuest2」を落とすとゲームがクラッシュする。MacroQuest2を落とすのはエバクエを終了させてからにしよう。右下にあるタスクアイコンから終了させられる。

さて、「eqbcs2」と「MacroQuest2」を順番に立ち上げると、エバクエが監視されるようになり、ゲームを起動するだけで、全てのアカウントを自動で認識し、こちらが指示するコマンドに合わせて、各キャラを動かしてくれるようになる。

どのようなことができるのかを見ていこう。

基本的な指示

マクロに指示を出すにはチャットウィンドウでスラッシュ(/)をつけて発言すればいい。様々なコマンドがあるが、その中でも特に重要なモノをいくつか紹介しておこう。

/followme
近くにいる同じコンピュータのキャラたちが、発言したキャラに近づき、ずっと後を追いかけてくれるようになる。

/stopf
上記でずっと後をついて回られるのがイヤになったときに押そう。ピタリとストーカー行為をやめてくれる。

/assistme
自分がターゲットした相手をみんなで攻撃し始める。NPCなら誰にでも反応するので、街中の人にやると瞬殺されるので気をつけよう。

/tell 相手の名前 pet hammer
高レベルのclericさんを見つけて「相手の名前」のところに名前を入力するとめっちゃ強いハンマーをもらえる。序盤のペットクラス必須のコマンド。petではなく、playerと入力すると自分にハンマーが届けられる。

/clickit
そのキャラが向いている方向にあるモノをそれぞれクリックする。主にクリックしないとzoneできない場所などで使う。注意すべきはそのキャラが向いている方向であること。「Tower of Frozen Shadow」のエレベーターのように各方向に行く場所が散らばっていると、みんながバラバラの場所に飛んで大変なことになってしまう。発言するときは必ず、全員が同じ方向を見ているのかチェックだ。

/mtm
発言した場所まで近くにいるキャラたちが動いてくれる。ゆっくりやれば「followme」「stopf」でも再現可能。範囲はそれほど大きくはない。戦闘中などでピンポイントでキャラを移動させたいときに使う。

/bark
「/bark honyarara」と入力すると、全部のキャラが同様に「honyarara」と発言する。主にキーワードを言わなければならないクエストで大活躍。ポータルなどでも使えるので、使用頻度は高い。

/consentme
全部のキャラが自分にconsentしてくれるので、死体を[/corpse」で動かせるようになる。壊滅した際の死体回収時に大活躍! マクロとは関係ないが「/corpsedrag」で死体を持ち上げ、「/corpsedrop」でその場で降ろす。

/medon
基本的にmacroキャラは立ち放しなので、休憩を指示しないといけない。ちなみに全員に適用されるので、自分だけpullしに行くことができない。戦闘中でも発動させられるが、Tankまでmeditatingし出すので正直使えない。回復前にmediを終わらせるときは/medoff

/bcaa //mac scribe
バックに入っているスペルをまとめてブックに記録くれる。ただし、全員が対象になるため、スペルを覚えさせたくないキャラは必ずログアウトさせておこう。

/bcaa //mac e3
マクロの再起動。マクロを書き換えたときやスペルを覚えてまとめて反映させる時に使う。他にもマクロがなんかおかしいな……と思うときは入力してみると回復するかも。

自動で戦うとかウソやろ?

おそらく最初に躓く壁。移動にはついてきてくれるのに、「/assistme」してもマクロキャラがまったく戦う素振りを見せないキャラがいる。「何かコマンド間違ってるんじゃねえのか!」って思っちゃう。でも、戦わなくて当然。戦う設定をしていないから。

では次にキャラが戦うようにマクロを改造していきましょう。

「MacroQuest2」を立ち上げて、一度でもキャラをログインさせていれば、マクロ用のファイルができている。場所は「E3_RoF2」フォルダ内にある「Macros」→「e3 Bot Inis」の中。「キャラ名_PEQTGC.ini」というものがあるはず。それをメモ帳などで開く。

ここに指示を書き入れていくことで、マクロが判断してスペルを使ったり、スキルを使ったり、バフを張ったりと様々な行動をしてくれるようにある。項目がいくつか分れている上に、細かく設定できるので、今回は割愛するが、いずれページでまとめるつもりだ。今回は自動戦闘のポイントだけを解説しよう。

[Assist Settings]
Assist Type (Melee/Ranged/Off)=Melee
Melee Stick Point=Behind
Melee Distance=MaxMelee
Ranged Distance=100
Auto-Assist Engage Percent=98

[Assist Settings]より以下が戦闘時における立ち回りの指示となる。大事なのは「Assist Type」と「Melee Stick Point」だ。

Assist Type
武器で攻撃(Melee)、弓などで遠距離攻撃(Ranged)、直接攻撃には加わらない(Off)

Melee Stick Point
立ち位置の指定。Frontは前方、Behindは後ろ。

他にも壁役だと「Taunt」という項目がある。これをOnにしておくと敵の攻撃を引き付けてくれるようになる。逆にメインタンクじゃないときはOffにしておこう。変更が終わったら保存して、「/mac e3」と発言しておけば、次回からキャラが指示した通りに動くようになるぞ。

魔法やスキルを使わせたいと言うときは、[Buffs][Nukes][Debuffs][Heals]などの項目に使いたいスペルやスキルを登録していく。例えば、戦闘開始に「Tashani」を使わせたいなら「Debuff on Assist=Tashani」と[Debuffs]の後に記入すればいい。条件に応じて行動を変えるなど、設定方法が色々とあるので、詳細はまた後日にする。

基本として魔法やスキル名称をイコールの後に付け加えていくだけだ。複数あるなら、同じ形で順番に記載していけばいい。スペルをスペースを含めてきちんと入力すること。単語を間違っていたため、魔法を使ってくれないと言うことがままあるので気をつけよう。ちなみに英語圏内のゲームなので全角はタブだ。

あとはキャラの成長具合に応じて、自分のスキルを成長させていけば、マクロも歴戦の勇者のように動いてくれるようになる。

まとめ

マクロについて超基本的な話をしてみたがいかがだっただろうか。マクロを動かすために必要なことをまとめると

  • MacroQuest2とE3の導入と起動
  • Macroファイルに行動を記載
  • プレイ中に変更したら「/mac e3」で再起動

たったこれだけで自分での操作が大きく軽減され、楽になったのを実感できるはずだ。

マクロは本当に奥が深く、AIを自分で作っていくことになるので頭も使う。その反面、理想的な動きをしてくれるようになれば、everquestがもっと楽しくなっていく。頑張る価値は大きい。マクロ自体は他のエミュ鯖でも使えるので、この機会にぜひ手に入れておこう。

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マクロの具体的な設定(初級編)はこちらをチェック!

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