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キンスレのオナーを完全自動化するマクロの作り方を紹介します!【UWSC】

公開:2021年09月29日(最終更新:2021年10月11日)

皆さん、こんにちは。もりすかです。

本日は、キングスレイドのオナー自動化マクロの作り方の紹介です。

キングスレイドのオナーリーグ。報酬はいいんですが、1度のバトルで数分以上もかかり、しかもそれを毎日20回も繰り返す。時間にして1時間以上ですかね。正直、苦行です。やってられません。

勝ち負けはどうでもいいから、自動で回りたいと言う人に向けての記事となります。

相手が○○を出したときに、メタとなる○○を出したい。なども高等なモノを求めている人は他のページを参考にしてください。

    今回使用するツール――

  • マクロツールのUWSC
  • キンスレが実行できるエミュの「BlueStacks
  • 上記2つのツールを動かせるWindowsPC

多少は古くても構わないので、WindowsPCを持っていれば、すべて揃う手軽なモノばかりです。

今回はキンスレのオナー自動化マクロの作り方ということで、UWSCの使い方やBlueStacksのインストールについては、触れておりません。

UWSCの使い方は「ゲームを自動化して遊ぼう・マクロについての基礎知識【UWSC】」を、ご覧ください。

BlueStacksは公式サイトにアクセスし、インストールするだけです。詳しく紹介してあるサイトもあるかと思いますので、Googleで検索して見てください。

以下はUWSCとBlueStacksは普通に使えるという人向けの記事になります。

それではさっそくマクロを作っていきましょう。

キンスレのオナー自動化マクロ

キンスレのオナーではキャラを選びやすくするために、直近で使用したキャラ10名が右側の上下5列に並びます。2~3回に分けて、手動で10名を1度戦わせておくと、キレイに並べることが可能です。

適当に選ばせるよりも、選抜した10名で戦わせた方が勝率も上がりますよ。

さて、そのシステムを使うために、今回は場所指定の自動クリックマクロを使います。

一応、BANするキャラも選べますが、僕は面倒なので使っていません。詳しくは説明しませんが、BANするキャラも使用するキャラと同じで、右から上下に並びますので、今回紹介するマクロを応用すれば作れますよ。これでまた勝率アップですね!

キンスレのオナー自動化マクロ【準備】

話を戻すと場所をクリックするためには、ウインドウの場所を予め決めておく必要があります。

そのためにまずはキンスレを立ち上げたら、パソコン上での配置場所とウインドウサイズを決めて下さい。特に指定はありませんので、好きなサイズ&場所でOKです。

できましたら、マクロを作るためのファイルを記録します。「ゲームを自動化するために覚えておきたいプログラミング【uwsc】」を参考に以下の部分を抜き出してください。

※ホームページからコピペすると、「”(ダブルコーテーション)」が全角のダブルコーテーションに書き換えられている場合があります。必ず半角のダブルコーテーションで囲んで下さい。

ACW(GETID("BlueStacks"),横位置,縦位置,横幅,縦幅,0)

簡単に言うと、
UWSCの記録ボタンを押して、キンスレを立ち上げているBlueStacksをクリックする。
UWSCの保存ボタンを押して、ファイルに保存し、保存したファイルを開き、ACW(GETID~の部分を持ってくる。

これさえ覚えておけば、次からマクロを実行するだけで、ウインドウが自動で移動し、指定したサイズに変更されます。場所指定のクリックを行う上での基本の場所となるので、毎回変えないように気をつけてください。

キンスレのオナー自動化マクロ【作成】

ウインドウの位置を固定させたら、今度はマクロファイルに、プログラムを追加していきます。

マクロを開始するのは「決闘準備」を押してからです。

対戦者が見つかると「新しい挑戦者が現れました」と出て、画面が切り替わります。FIRSTBANの画面ですね。

①のFIRSTBANと書かれてある部分の画像。画像はすべて小さくても構いませんので、確実にBMPで保存しましょう。

②の赤枠内の10キャラの座標。マクロの記録を押し、ポチポチと10人分クリックしてからファイルに保存すれば、座標が取れます。

③の「選択」の座標。最初は黒くなっていますがキャラを選ぶと青色に変わります。

FIRSTBANの画面で必要な画像と座標は全部で3つになります。

これを以下のマクロに組み込んでください。

IFB CHKIMG("①の画像ファイル")
x=G_MOUSE_X
y=G_MOUSE_Y
SLEEP(1)

//キャラ1~10までの座標
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)

//選択ボタンの座標
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)

SLEEP(0.5)
MMV(x, y)
ENDIF

BANするキャラが10人もいらないと言う声もありそうですが、キャラ選択も同時に行えるようにマクロを作る予定ですので、10人分にしました。もしも、少ない人数でいいと言うことであれば、「キャラ1~10までの座標」の人数を減らしてください。

キンスレのオナー自動化マクロ【キャラ選択】

次はいよいよキャラ選択に入ります。

④の「1P PICK」の画像を保存してください。

キャラ選択で必要な画像はたったの一つです。上記で作ったプログラムに一文「or CHKIMG("④の画像")」を加えます。

IFB CHKIMG("①の画像ファイル") or CHKIMG("④の画像")

先ほど作ったIF文を上記のように書き換えるだけですね。

これで、BANからキャラ選択へ移行した先に、自動で右から上下に10人分のキャラを選んでくれます。FIRSTBANの画面でキャラ選択を減らした場合には、IFB CHKIMG CHKIMG("④の画像")で、もうひとつ、プログラムを組んでください。

この作業が面倒な場合は、FIRSTBANの画面でキャラ10人を選択するようにした方が楽です。

キンスレのオナー自動化マクロ【LASTBAN】

キャラを選択したら、今度はLASTBANの画面へと切り替わります。ここで保存するのは2つ。

⑤にあるLASTBANの画像。

⑥にいるいずれかのキャラの座標。

⑥に関しては、一番左のキャラをBANするのがセオリーですが、相手によってメインを突っ込んでくる場所が変わりますので、好きな場所を選択してください。毎回そこに配置されたキャラをBANするようになります。

IFB CHKIMG("⑤の画像")
x=G_MOUSE_X
y=G_MOUSE_Y
SLEEP(1)

//⑥のBANするキャラ位置の座標
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)

//選択ボタンの座標
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)

SLEEP(5)
MMV(x, y)
ENDIF

選択ボタンの座標に関しては、同じ場所ですので、FIRSTBANの時に保存した座標を流用してください。

これで、対戦相手が決まってから戦うまでの全ての工程が完了しました。後は勝利を願って、相手と戦ってもらいましょう。

キンスレのオナー自動化マクロ【事後処理】

戦いが終わったら、勝っても負けてもクリックが必要になります。そちらを自動でクリックさせましょう。必要に応じて以下のプログラムを追加してください。

IFB CHKIMG("画像ファイル名")
BTN(LEFT, CLICK, G_IMG_X+10, G_IMG_Y+10)
ENDIF

参加報酬画面

⑦の白い飾りの部分。できる限り小さく取ると誤動作がなくなる。

ランク変動画面

⑧の白い帯の部分。これも小さく取った方が誤動作が減る。

リトライ画面

⑨のリトライの部分。

リトライを押すと、最初のマッチング画面に戻るので、対戦相手が見つかったらまたFIRSTBANの画面に戻ります。これでマクロの完成です。できたものを「WHILE TRUE ~ WEND」で挟むと、永久ループしてくれます。

実際の動きとプログラムの全文も載せておきますね。

キンスレのオナー自動化マクロの実際の動きとプログラム

実際のマクロの動きを動画でご覧ください。

プログラムは以下をコピーして使えます

ACW(GETID("BlueStacks"),横位置,縦位置,横幅,縦幅,0)

WHILE TRUE

//1stBANとキャラ選択
IFB CHKIMG("①の画像ファイル") or CHKIMG("④の画像")
x=G_MOUSE_X
y=G_MOUSE_Y
SLEEP(1)

//キャラ1~10までの座標
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)

//選択ボタンの座標
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)

SLEEP(0.5)
MMV(x, y)
ENDIF

//LASTBAN
IFB CHKIMG("⑤の画像")
x=G_MOUSE_X
y=G_MOUSE_Y
SLEEP(1)

//⑥のBANするキャラ位置の座標
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)

//選択ボタンの座標
BTN(LEFT,CLICK,横,縦,秒)

SLEEP(5)
MMV(x, y)
ENDIF

//報酬画面
IFB CHKIMG("⑦の画像")
BTN(LEFT, CLICK, G_IMG_X+10, G_IMG_Y+10)
ENDIF

//ランク変動画面
IFB CHKIMG("⑧の画像")
BTN(LEFT, CLICK, G_IMG_X+10, G_IMG_Y+10)
ENDIF

//リトライ画面
IFB CHKIMG("⑨の画像")
BTN(LEFT, CLICK, G_IMG_X+10, G_IMG_Y+10)
ENDIF

WEND

番号に合わせて画像をはめ込み、座標を登録すれば完成です。

キングスレイドのオナー自動化マクロの作り方を紹介のまとめ

座標を指定したキンスレのオナー自動化マクロはいかがだったでしょうか?

キャラ選択が30秒しか表示されないため、慌てることもあるかもしれませんが、プログラム自体は簡単に組めるようにしてあります。オナーが面倒だと思う人は、この機会にぜひマクロを利用してみてください。

ちょっとの作業でずっと楽になる。それがマクロの最大の利点ですよね。

余談ですが、オナーのキャラ選択時間は30秒ですが、相手が選んでいるとめっちゃ長く感じませんか? 自分がキャラを選んでいるときにはめっちゃ短く感じるのに……時間って本当に不思議です。

オナーはキャラが増えるほど、探すのが大変になりますし、見つけられずに時間切れとなったら、投げ出したくなってしまいます。オナー用に10人ほどキャラを登録して、その中から選ぶとか、なんとか改善して欲しいところです。

まあ、愚痴ってはみましたが、マクロを使えば、1時間ほど勝手に戦ってくれて、日課を終わらせてくれるので、面倒はかなり減ります。

ただ、マクロが動いている間はカーソルが自動で動きますので、パソコンでの作業ができなくなるところが難点です。

寝る前に放置して1時間タイマーをかけておけば、朝には終わっていますよ。僕が使っているシャットダウンタイマーは「bktimer」です。

シンプルな画面で操作しやすく、決めた時間で電源を落としてくれますので、無駄な電気代を使うコトもありません。リンクを張っておきましたので、興味のある人は使ってみてくださいね。

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